蒋介石を記念するために建てられた中正紀念堂は台北市の中心部にあり、中正紀念堂、中正紀念公園、牌楼、中央通路と、その両側には、オペラハウスとコンサートホールがあります。中正紀念堂は中国の伝統的な庭園式を採用し、窓枠が古典的で優雅で、外観は自由と平等を象徴する青と白の二色になっており、その組み合わせがすばらしいです。
中正紀念堂は荘厳な雰囲気です。一階は主に蒋介石の業績を紹介する文献や衣服などを展示する文物陳列室、視聴覚センターなどがあります。三階に志清室、采玉芸廊及び子供教室があり、ここではよく芸術と文学の活動等が開催されます。四階はホールで蒋介石の銅像があります。蒋介石の銅像は中国大陸の方向である西向きに安置されています。銅像の両側に衛兵が立ち、1時間ごとに交代式が行われ、台湾観光の名物となっています。
交代式は近くで見ることも、写真撮影も可能です。ただし儀仗兵がエレベーターで一階から四階のホールに移動する際は一般の人はエレベーターが利用できません。四階からは両側からも正面からも、この儀式を見ることができます。
この交代式は10分程度で指揮官の指示の元、行われます。交代式終了後柵の外から撮影できます。中央広場は広く、台北市で最大の文芸広場です。広場では、毎年の「元宵節(旧暦の1月15日)」に大規模なランタン祭りが開催されます。
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