総統府は台北市中正区にあり、日本統治時代の1919年に日本人の建築家によって建てられました。総統府は台湾最高の権力の中心地で、現在は国定史跡に指定されています。赤レンガで造られた「総統府」は荘厳なルネサンス様式の建物です。陳水扁時代から総統府内部が公開されるようになり、現在は月曜日から金曜日まで一階が開放されています。入場する際には、厳しい荷物検査とボディチェックを受けなくてはいけません。サンダル履きやノースリーブでの入場は禁止されています。列に並び、いくつかのグループに分けられて、その後に観光できます。総統府職員の解説は無料で、何ヶ国語にも対応しています。
総統府の一階には陳列館がたくさんあります。総統府の歴史についての紹介、台湾政治現状の資料及び文物などが数多く展示されています。そのため台湾の歴史や政治などをよく知ることができます。例えば1945年に日本の投降を認めた時に使った印鑑、中華民国の国璽、総統の印鑑などが展示されています。また総統府の模型を通して見ると総統府の建物が「日」という漢字の形をしていることも分かります。
1階の売店では記念品といったお土産などが購入できます。例えば台湾マーク「青天白日」入りスカーフ、マグカップ、徽章などが販売されています。「全館開放日」(毎月、第一の土曜日)には二階の会議室と三階の「大礼堂」の特定の部屋も開放されます。「全館開放日」には入場者も多いので、朝早くに来たほうがよいでしょう。この日は自由に撮影もできます。また決まった時間にはショーも開催されます。平日の全館開放日もあります。その日には観光した後で総統府のスタンプを押すことができます。祝日には記念品として馬総統と呉副総統のメッセージが記されている「 紅包袋」(お年玉袋)が配布されています。
弊社のオーダーメイドツアーではお客様に中国の魅力を感じていただくツアーをご提案しております。私どもではお客様によりよい旅行体験を提供できるように100名体制でチームを構成しています。 もっと見る...