春節2020年旧正月/春節2020年

 春節とは中国のお正月で伝統ある祝い事であり、中国だけではなく、全世界の華人にとって最も大切な伝統的な祝日です。春節は国民の祝日で多くの人は一週間の連休になります。

 春節は4000年以上もの歴史があります。毎年、生贄にされなければならなかった神への信仰から始まったとされています。太陽暦が変わったとき、特に一年の終わりに影響を受けた農業では人々は五穀豊穣を願い神への生贄を捧げました。

 春節が近づくと人々は年越し用品を買い、大晦日には家族みんなそろって夕食を食べます。そして吉祥とおめでたい気分を表す絵や対聯(「ついれん」といい、おめでたい言葉を赤い紙に書き、門や入り口の框に貼るもので新年を祝い邪気を払う言葉を書く)を掛けたり、生き生きとした植物で部屋を飾ったりして新しい年を迎えます。餃子と餅など、盛りだくさんな食べ物が食卓に並びます。街の至る所が飾り付けされ、爆竹が鳴り、互いに新年の挨拶を交わし、龍と獅の踊りや縁日が行われます。

2020年、春節はいつ?

 春節は旧暦のため、毎年日付が変わります。1月21日~2月20日の間のある1日を指します。2020年の春節は1月25日(土曜日)です,休み期間は1月24日から1月30日までとなります。

春節休暇-中国で最も長い連休

 2020年は1月24日(大晦日)の土曜から1月30日木曜までの7連休です。3日間(1月25日~27日)だけが休日に制定されています。旧暦の大晦日と三が日を含み7連休になります。

干支

2020年干支-庚子年

 中国の旧暦は中国の十二支に基づいています。中国の十二支には、ねずみ、牛、虎、うさぎ、龍、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪(豚)の12種類の動物がいます。それぞれの動物は12年のサイクルで循環していて、春節の旧暦1月1日から新しく始まります。今年2020年は鼠年です。

 2020年は中国の十二支では「鼠」の年です。中国の占星術では、もしあなたが鼠年生まれなら今年は要注意です。今年を良い年にするためにはどうしたらよいか見てみましょう。

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ねずみ年の運程2020年
鼠年

春節の伝統的なお祝いの方法

各都市の新年イベント

舞龍

 春節には多くの文化的な行事が行われます。地方や小さな町では今でも爆竹や祖先を祀り、また龍の舞といった習慣が残っています。

 中国の多くの町のお寺の縁日では催し物が見られます。龍の舞や獅子舞、皇帝の結婚式のような催しが現存する大邸宅で行われています。ここでは様々なユニークなものが出されます。例えば面白い形のお菓子など最近ではめったにお目にかかれません。北京の寺院の縁日は春節の元旦から元宵節まで開かれています。

北方に暮らす人々は「扭秧歌」と呼ばれる田植え踊りを男女ともに色鮮やかな衣装をまとい、歌い踊ります。
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春節の飾り

舞龍

道路や建物、家のあちらこちらを赤で飾ります。「赤」は春節のメインカラーです。そしておめでたい色でもあります。赤い提灯を道路へ掲げ、入り口には赤い対句を飾ります。銀行や公共機関ではお金に恵まれるような新年の様子が描かれた写真が飾りつけられています。

 2020年はねずみ年なのでねずみの形にちなんだ飾り付けもされています。ねずみのぬいぐるみやねずみの描かれた正月のものがあります。
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大晦日-団らん飯

舞龍

 春節は家庭団らんの日ともいえます。ふるさとを離れ都会で暮らしている人も、お正月となれば実家に帰って家族団らんを楽しみます。大晦日の夕飯は“団らん飯”と呼ばされ、一年中にもっとも重要な夕食となります。

 日本と同様に、中国の春節でも同様に、“除夕 chúxī”(大晦日)があります。“団らん飯”を食べた後に、家族みんなが国民的な番組“春节 晚会 Chūnjié wǎnhuì”を見たり、おしゃべりをしたりして夜を明かします。また,0時になったら、親戚、友人に電話で新年挨拶メール、あるいはWechat紅包を送ります。

お年玉

舞龍

 中国の お年玉は「紅包」と呼ばれています。春節の時に目上の人から目下の者や子どもにあげる赤い紙で包んだお金のことです。幸運の象徴として重要な意味をもっております。春節に最も一般的な贈り物は紅包です。そして子どもや(定年後の)年配の人へ贈られます。残念ながら(働いている)大人はもらえません。

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春節の食べ物

舞龍

 春節に食べる食べ物は、食べ物の名前や形によって象徴的な意味のあるものがあります。

 魚は中国語の「魚」の発音「Yu」と「余る」の発音が同じということから春節には欠かせません。魚を食べることで翌年にお金と幸運が余分に舞い込むと言われています。また春節に食べるものに餃子があります。餃子の形が銀塊の形に似ているからです。餃子を食べることで裕福な年になるようにとの思いかこめられています。その他、春巻きや餅、餡入り団子などがあります。
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春節の習俗

舞龍

中国では春節を一年の始まりとし、この時期にすることがこの一年が幸運であるか否かを左右すると考えます。そのため多くのタブーとされることがあります。それは春節の一ヶ月前から春節後の元宵節(元旦から15日目)まで続きます。田舎の地方では年配者によって今でもきちんと行われていますが、都会の特に若い世代の人には知られていないかもしれません。

  • 旧暦の1日から3日間は幸運を逃してしまうので髪の毛を洗ってはいけないとの習俗があります。
  • 子どもの泣き声は不幸を呼ぶとされ、若い人たちはよく子どもの面倒をみます。
  • お金を借りることは厳禁です。
  • おもしろいことに春節には赤い下着を身につけます。赤い下着はスーパーや路上の露店で売られています。赤は不幸や災難を防ぐとされます。ねずみ年生まれ(1924、1936、1948、1960、1972、1984、1996、2008、2020年)の人は今年、赤い下着が必須です。
  • 春節にお寺をお参りすることで神に感謝し、翌年もまた良い年になるようにとの願いをこめます。中国最大の都市、上海では数千人の人が上海で最も大きい龍華寺へ参拝に行き、幸運を祈ります。
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春節の挨拶

舞龍

 お正月に人と会う時、めでたい祝い言葉で挨拶するのは礼儀です。ここでは新年の祝い言葉 、健康のお祝い、学業のお祝い言葉を紹介させていただきます。

 そのほか、以前年賀状を送ったりしましたが今では大晦日に携帯メールで新年のあいさつを送るのは主流です。ショートメールの他にも最近ではWeChatというツールを使い、メッセージを送ります。

 新年が開ける頃に短いものから長いものまで様々なメッセージを新年のあいさつと幸運を願い送信します。新年の挨拶言葉を見る

現代的なお祝い方法

WeChatで新年挨拶

 WeChatの登場により以前のショートメールに変わり「WeChat紅包」という機能を使い親戚や友人、同僚とお互いに新年の挨拶をかわすことが主流となりました。

旅行

 一昔前までは春節期間中には新年の挨拶のために家族全員で外出することはタブーとされていました。 しかし家族構造の変化に伴い、家族の価値観も大きく変わりました。 現在、春節休みを利用し旅行に行く若者が多くなってきています。日本、タイなどの人気な海外都市以外に、香港、上海、成都、桂林などの国内都市も非常に人気があります。

2020年 春節カレンダー

 2020年の春節に中国にいるかたはこちらを参考になさってください。いくつかのポイント、例えば最も交通網が混雑する時期や花火の開催日、銀行や公共機関の営業日、お店等の営業再開日などが記載されています。

日付イベント交通情況市街の営業情況
1月17日~23日帰省開始, 大掃除,買い出し大混雑企業では忘年会、業務終盤
1月24日(大晦日)赤い対聯を貼り、ちょうちんを飾る、再会を祝う晩餐、爆竹や子どものためのお年玉を用意、CCTVの年末番組を観賞順調 ただし特定の地域はまだ混雑ほとんどの店は午前中のみ
1月25日 (春節)深夜の花火や爆竹、朝にドアを開ける前と夕食前の爆竹、知人訪問、子どもにお年玉を渡す、家でゆっくりする、公園へ散歩に行く順調銀行、政府機関は休み。大きなショッピングモールのみ営業
1月26日 (初二)知人訪問、来客歓迎と夕食前の爆竹順調銀行、政府機関は休み。大きなショッピングモールのみ営業
1月27日 (初三)都市に住む知人や田舎に住む親戚を訪問特定地域の旅行と田舎のバスは混雑。その他は順調。国内線も混雑なしいくつかの銀行と政府機関は数時間のみ開いているが業務内容に制限あり いくつかの大きなショッピングモールは営業

1月28日~1月29日 (初四,初五)

法令の休日は終了、知人訪問、仕事始め混雑銀行、政府機関は開いているが業務内容と営業時間に制限あり。多くの店はオープンしている。
1月30日 (初六)多くの人はこの日が仕事始め混雑ほどんどの店や会社はこの日に営業再開(「初六」の6という数字は縁起がいいため)
1月31日~2月8日 (初七~十五)ターンラッシュ、元宵節大混雑2月1日初八を「8」という数字の縁起を担いで営業再開日にするところもあります。

春節旅行

 春節は中国文化を体験するのに最適なシーズンです。 しかしこの時期は観光客にとって最も混雑する季節でもあります。 列車や飛行機のチケットやホテル、観光地での混雑などたくさんの問題があります。旧正月中の中国旅行をご検討されているのであれば弊社がそのお手伝いをいたします。弊社のツアーはお客様のご要望に合わせてオーダーメイドツアーを行っています。ご連絡いただければ無料で見積もりいたします。

中国元宵節2019

元宵節2020

 元宵節は上元節、燈籠節とも称され、中国の伝統的な祝日として毎年、旧暦正月の十五日にあたる日にお祝いします。元宵節は旧正月に続く最初の大切な祝日であり、また旧暦新年の最初の満月の日です。元宵節が過ぎると春節は終わりを迎え、春が来たという象徴でもあります。その日に元宵(あんこの入った団子)を食べながら一家団欒をして過ごします。各地で飾りをつけた提灯を見たり、燈籠やちょうちんの上になぞなぞを書いて当てさせる遊びをしたりします。このほか、銅鑼や太鼓の演奏や獅子舞など様々なイベントも行われてこの日を祝います。

元宵節2019
元宵節の歴史

 元宵節は中国の伝統的な祝日として2000年ほど前の前漢時代に始まりました。そしてちょうちんを観賞する習慣は後漢明帝の頃から始まったとされています。

元宵節2019
元宵節の伝説

 
 古く大昔、人々は自分の命と財産を守ることができたのです。そのため毎年正月十五日になると人々は自分の家で提灯をつるし花火を上げます。

元宵節2019
元宵節の風俗

 元宵節の風俗といえば、地域によって異なりますが、団子を食べる、灯篭見物、「猜灯謎」が一般的です。元宵節には町の至る所で提灯を吊るして、にぎやかです。