台北には名物、おいしいものがたくさんあります。人気特産品-鶯歌陶磁器、世界中の美食がここに集まっているほか、夜市の料理もその独特な魅力を持っています。伝統な食べ物から個性があるものまで、夜市は台湾グルメを味わうにはもってこいです。お勧めは士林夜市、饒河夜市、師大夜市、寧夏夜市、華西街夜市、公館夜市などがあります。
台湾の景徳鎮と称されている鶯歌鎮は台湾を代表する陶磁です。鶯歌鎮へは台湾西部の鉄道縦貫線で行くことができます。800ぐらいの陶磁工場と陶芸品店がここに集中しており、焼窯をところどころで見ることができます。鶯歌高職西街住宅地には近年、多くの新しいスタイルの店などが現れ、新老街と呼ばれています。ほかのところと比べると、ここで陳列されているものの多くは作品であり、多くの店では商品を展示するとともに陶芸教室や喫茶店を経営しています。陶磁観光事業発展のため、鶯歌町では毎年、陶磁関係のイベントも開催しています。台北県立文化中心によって建てられた陶磁博物館は台湾初の陶磁品博物館です。
台湾紅焼牛肉麺は台湾の名物で、醤油をベースに豆板醤などで濃い目に味付けされた牛肉をのせた麺です。その麺は弾力が強く、スープも濃厚で、牛肉は柔らかく煮込んだスネ肉とサーロインで香りもよく、とても美味しいです。
魯肉飯(ルーローファン)は煮込み豚肉かけ飯です。庶民料理で、バラ肉など脂身を多く含んだ豚肉を細切りにし、台湾醤油、米酒 (米で作られた酒)、砂糖、油葱酥 (揚げたねぎ) で作った甘辛い煮汁で煮込み、煮汁ごと白米の上にかけたものです。
蒸気がもうもうとあがり均等のとれた形の小龍包は、箸でつかむと皮に弾力感があり、ひとくち口に入れると肉汁の香りが口中に溢れます。
台湾の牛軋糖はピーナッツや胡麻が練り込まれたスティック状のミルクヌガーです。ミルクの味が豊かで、香りよく、歯ごたえもありお土産に最適です。牛軋糖の歴史は古く、スペインの宣教師によって台湾に持ち込まれたと言われています。そのため最初は台湾北部で流行し、やがて全台湾に広がり、今では特色がある牛軋糖になっています。
鳳梨酥(パイナップルケーキ)は本来、婚約祝いでした。半世紀して現在の姿になりました。パサパサした皮の中に、しっとりとしてやや歯ごたえのある餡が入っており、食べたときにパイナップルのほのかな甘みと酸味が口の中に広がります。
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