明清朝の皇帝陵墓群

十三陵

明顕陵は、湖北省の鐘祥市の東郊外の松林山に位置する、明代の世宗、嘉靖皇帝が父である皇帝と母親である皇太后の二人を合葬した墓で、明代最大の墓です。 明顕陵は明代の1519年から1566年まで建設に47年をかけます。その面積は約183ヘクタールもあります。

陵墓は二重の城壁に囲まれており、高さは約6メートル、周囲約3600メートルもあります。城壁は赤い壁に、黄色い瓦でできており、極彩色に輝き、ゆるやかな曲線を描いており、雄大で壮観です。

清東陵は河北省遵化市に位置し、清西陵は河北省易県の西15キロの長寧山山麓にあります。清東陵と清西陵は現存するもので最大規模、体系が整っている皇帝陵墓群です。 清西陵には4人の皇帝、9人の皇后、56人の妃、王公、公主などが埋葬されています。