著者:
Lu LaMei
2013/08/27
銀川市(別名:鳳凰城)は、寧夏回族自治区の区都で面積は9491K㎡、三つの区(興慶区、金鳳区、西夏区)、二つの県(永寧県、賀蘭県)、一つの市(霊武市)を所轄しています。人口は199万人、その内、回族の人が約40万人です。海抜は1010~1150m、山地と平原が広がります。
銀川は中国の歴史文化名城にも指定され、3万年前の旧石器時代の水洞溝遺址の所在地です。春秋時代は匈奴などの遊牧族の遊牧地区、西漢時代に北典農城が設けられました。宋時代には「懐遠鎮」と呼ばれ、当時「河外五鎮」の一つとして栄えました。咸平四年(1001年)党項族は懐遠鎮を占拠し、興州、興慶府を設け、西夏王朝を建設。1944年に現在の「銀川」と呼ばれるようになりました。
雄大な賀蘭山と黄河に恵まれて、資源の豊富な銀川平原が生まれました。多彩な多民族文化、壮観な砂漠の風光、悠久の歴史を誇る黄河文明、神秘的な西夏風情が「塞上湖城、西夏古都、回族之郷」の銀川の魅力です。
銀川の基本情報
- 名称:銀川
- 別名:鳳凰城
- ピンイン:yǐn chuān
- 所属地区:寧夏回族自治区
- 人口:1,99万人(2011年まで)
- 面積:9491K㎡