銀川市は悠久の歴史をもった、中華文明発祥の地の一つです。水洞溝で発見された5千年前の旧石器時代の遺跡によって、当時にすでに人が暮らしていた事がわかりました。春秋戦国時代には秦に所属し、富平県と呼ばれ、紀元907年、唐代が没落して、銀川は西夏王朝の首都となりました。明清時代には、再び寧夏府が設置されました。1928年、甘粛省とモングルの一部分で寧夏省を作る際に、都会がおかれました。1954年、銀川が一度寧夏省から離れ、甘粛省に入れられましたが、1958年、寧夏回族自治区を設置する時に再び都会がおかれました。
はるか昔から、銀川は行政と商業の中心として栄えていました。1988年の統計によると、人口数は77.91万人、都市生活者は44.9万人で、漢族、回族、満族、モンなど26の民族からなり、その中でも漢族、回族が多数を占めます。銀川は、昔から農業が発達し、江南のように農、林、牧、漁業などが豊かなため、「賽上江南(長城以北の江南)」の別名ももっています。現在、工業、農業、交通通信、文化教育、衛生なども著しく発展しつつあり、北西地方の重鎮の一つです。
銀川では工業がさかんではありませんでしたが、唐代に開発された灌漑システムに恵まれ、平原が広がり、そのため物産が豊かです。銀川はこの辺の主要な農業市場と配送センターであるとともに、周辺の遊牧民が饲育した家畜の売買の場所でもあります。銀川はイスラム教徒の少数民族の集落地で、人口の3分の1がイスラム教徒です。現在、銀川はウルムチのような西部都市或と東部との貿易の重要な要衝になっています。
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