河東空港は、銀川市に管轄される霊武市臨河県に位置し、銀川市の市街区まで19キロほどの距離です。民用航空大廈から空港までは、専線大型バスが運行されています。料金は15元です。市内からタクシーでの移動の場合は約30元となります。
銀川河東空港はすでに北京、広州、上海、西安などへの路線が開航しています。毎週40余便のフライトが全国約10ヶ所の大中都市へ運行し、銀川を中心に、西はウルムチ、東は沈陽に繋がり、南は、昆明、広州に至る航空路線が形成されています。
包蘭鉄道(包頭―蘭州)は、寧夏全区を通り抜け、銀川市の新市街区を南北に貫いています。東は華北の重鎮である包頭に接し、京包鉄道(北京―包頭)に繋がり、西は西北の古城である蘭州に接し、蘭新鉄道(蘭州―新彊)、蘭青鉄道(蘭州―青海)、隴海鉄道(連雲港―蘭州)の三つの鉄道に繋がっています。銀川からは、北京、蘭州、フフホト、包頭、大同、張家口、青銅峡までの旅客直行便が運行されています。鉄道駅は新城区にあり、駅前の1番、3番バスで向かえます。
銀川の新バスターミナルは、2009年5月4日から正式に営業され始めました。元の銀川(南門)バスターミナルにも停車します。新バスターミナルは、2箇所、銀川市興慶区と清和南街「竜盤家具売り場」市内バス停近くにあり、元の銀川(南門)バスターミナルからは4キロ離れています。銀川の新バスターミナルへは、市内バスの37番、38番、102番、302番へ乗車-勝利街駅下車、または1番、3番、12番、23番へ乗車-迎賓広場駅下車でターミナル西門着。可達新バスターミナルへは、19番、101番へ乗車-清和街駅下車でターミナル東門着となります。
銀川旅行バスターミナル(北門バスターミナル)は、銀川市興慶区東環北路40号にあり、西夏王陵、滾口子(小口子)、鎮北堡西部映画城、蘇峪口国家森林公園、水洞溝、金水園などへのバスが運行しています。市内からのご利用は、3番、11番、18番、20番、30番、37番、49番バス乗車。新市街区からは、18番、3番バス乗車となります。銀川鉄道駅からは、11番バス乗車が便利です。
銀川西バスターミナルは銀川市西夏区興洲北路109号に位置し、銀川鉄道駅から南へ200m離れた場所にあります。市内からは、1番、11番、18番、30番、36番、41番、42番、45番、101番、102番、502番バスがご利用できます。
銀川市のバスは、市内バス、旅行バス、中型バスの三種類に分けられます。そのうち、市内バス路線は20余本、中型バス路線は約10本あり、旧城区、新城区と新市街区を結んでいます。また、永寧と賀蘭、両県への往復バスも運行されています。
各バス路線は夜間は運行されません。銀川市のバスは夕方には運行を終えます(遅くとも19時)。あらかじめご注意の上、ご利用の際はお早めの乗車をお勧めします。
毎年、4月20日-10月20日の期間には、銀川公共交通会社から、旅行専線1(游1)、旅行専線2(游2)、旅行専線3(游3)の3つの臨時バス路線が開設されます。出発駅は3路線とも新月広場となります。それぞれが、西夏王陵、賀蘭山岩画、鎮北堡西部映画城へと走ります。期間中は、毎日、定時運行しています。国際労働の日(メーデー)や国慶節などの大連休時には、観光客の情況に合わせて増便もされます。
旅行専線1:新月広場-西夏王陵
バス停:中山公園北門、人民広場、森林公園、新城西バスターミナル、鉄道駅、寧夏大学南門、西夏広場など。
月曜日-金曜日:1便運行。9:00発車-12:00戻り。
土曜日、日曜日:2便運行。午前便、9:00発車-12:00戻り。午後便、13:30発車-17:00戻り。
チケット(片道):8元。
バス停:中山公園北門、人民広場、森林公園、新城西バスターミナル、鉄道駅、寧夏大学南門、西夏広場、西夏公園、北方民族大学、滾鐘口、蘇峪口(切符売場)など。
月曜日-金曜日:2便運行。8:30発車-15:30戻り。9:30発車-13:30戻り。
土曜日、日曜日:3便運行。平日の2便のほか、8:00発車-15:00戻りの便が加わります。
チケット(片道):滾鐘口までは8元、蘇峪口までは10元、賀蘭山岩画までは15元。
新月広場9:00発車。中山公園北門、森林公園、新城東バスターミナル、西夏広場を経て鎮北西部映画城に向かいます。映画城到着後、同バスは西夏王陵へ向かいます。映画城から西夏王陵への発車時間は11:00と14:00。西夏王陵から映画城への発車時間は12:00と15:00。映画城から新月広場への発車時間は16:00となっています。
チケット(片道):5元。
区都としての銀川市の公共交通システムは区内の他の地方より発達しています。観光する場合に、とても便利な2つの路線をご紹介します。
1番バス:南門広場(元の長距離バスターミナル)-鉄道駅(新城区)、旧城区と新城区を繋ぐ最も安価な交通手段です。1人1元。
20番バス:東安住宅地-東安住宅地。旧城区の周辺、南門広場、イスラム寺院、北門などを通ります。また、銀川のシンボルとも言える海宝塔にもバス停から徒歩約10分と近く、観光に最適です。
銀川のタクシーの運賃は、初乗り5元(0~3km)、3km以降は毎kmごとに1元。夜10時以降は、初乗り6元(0~3km)、3km以降は毎kmごとに1.2元です。
市内観光地の大部分は旧城区に集中していることから、タクシーは銀川観光にとって非常に便利な交通手段です。旧城区内で観光地を周る場合、一回のタクシー料金は5元(夜間6元)で収まります(新城区或いは郊外へ行く場合は料金交渉が必要になります)。
ご注意:毎日18:00-19:00はラッシュアワーと運転手の勤務交替が重なるため、タクシーを拾い難い時間帯となっています。
銀川市西側の賀蘭山沿線、及び銀川北平羅沙湖周辺には、西夏王陵、賀蘭山岩画、蘇峪口森林公園、鎮北堡映画城などの有名観光地が多く点在しています。
銀川郊外の各観光地では、旅行シーズンには臨時専線バスが開設されますが、便数は多くありません。スケジュールなどが合わない場合には、レンタカーを手配すると便利です。 料金は1日約200元。市街区の運転手と、直接、料金の交渉を行うことになります。旅行の最盛期と閑散期によって料金は大きく変わります。都度、その時期の西北地区レンタカーの最低料金を確認の上、交渉を行うようにしましょう。1kmごとに1元+待機時間で計算をします。
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