ジャイアントパンダの特徴

　ジャイアントパンダは世界でも魅力的な動物のひとつです。泳ぐことも木に登ることもできます。クマのように巣穴を作ったり（ただし子パンダは巣穴に入れます）、冬眠したりしません。山が寒い時には暖かい谷に下りてきます。ジャイアントパンダの特徴について知りたい方はこちらをご覧ください。

ジャイアントパンダの外見

はっきりと分かれた黒と白

　ジャイアントパンダは特有の姿をしています。寒い森でも暮らせるようにふわふわとした黒と白の毛皮に覆われています。黒い印のある白いコートを身にまとっているようで、目と耳の周り、足と肩の周りも黒色です。そしてかわいいシッポは白色をしています。

猫のような瞳

　彼らは土地勘がよく、聴覚と嗅覚にも優れていますが視力は弱いです。しかし瞳は猫のようで夜間に動き回るのに適しています。

丈夫な歯

　ジャイアントパンダは7カ月を過ぎたころから永久歯が生え始めます。奥歯は人間のものの約７倍の大きさです。丈夫な顎の骨と歯は竹をかみ砕くのに役に立ちます。

手は6本指

　ジャイアントパンダの指は前向きの5本と親指の計6本です。掌にあたる広がった骨の部分で竹を握ったり、木登りをしたりします。

ジャイアントパンダの体-体長・体重

　大人のパンダは高さが75 cm 、体長は1.5m (人間とパンダ示した図参照)です。飼育されているパンダの重さは150 kgくらいです。メスは小さく重さは125 kgくらいです。

ジャイアントパンダは何を食べるの？

　竹はジャイアントパンダの好物です。食事の99％は竹です。現在の生息地でパンダによって食べつくされた竹は40種類にもおよびます。

　かつて野生パンダは昆虫などの虫を捕って食べていました。栄養を取るために飼育されているパンダは果物やトウモロコシや大豆、小麦の入った栄養価の高い餌を食べています。

ジャイアントパンダは毎日何をしている？

　動物園でパンダに会うとたいていは寝ているのではないでしょうか。実際、一日のうちで半分は食事に、残りの半分は睡眠に費やしています。

　仰向けのポーズや横向き、腹ばいになってゴロゴロしています。伸びをしたり、体を丸めたりもします。寝ている姿は本当にかわいいです。

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