パンダの生息地-パンダはどんなところに住んでいますか?

　わずかに現存するパンダの生息地は中国西部の山の多い地域の西の端である四川省、陝西省、甘粛省です。

　ジャイアントパンダは主に四川省（パンダの故郷とも言われています）に生息しています。通常は高い山の大きな竹林に生息しています。

　パンダの保護するために、現在、中国には60以上の自然保護区があります。

パンダ生息地

　ジャイアントパンダは標高1200～1300m級の高い山の大きな竹林に生息しています。

　現在、2万平方キロメートルの面積のところに約1600頭のパンダがいます。

パンダの生息地は限られた地域に減少してくる

　かつてジャイアントパンダの生息地は中国全土や近隣のミャンマーやベトナムといった国々まで広がっていました。

　しかし中国での伐採や農地化によって劇的に減少してしまいました。現在では中国の西の地域である四川省や甘粛省、陝西省のわずか20箇所でしか生息していません。

主要なパンダ生息地

野生のジャイアントパンダは主に四川省と甘粛省の岷山と陝西省の秦岭山に生息しています。

岷山

　岷山には中国全土のパンダのおよそ44％が生息しており国内最大数です。27の保護区があります。

秦岭山

　秦岭山は中国で最も重要な分水嶺で、国土の南と北の間は自然の堡氷で定められています。ここにはジャイアントパンダの一種である270頭の秦岭パンダが生息しています。

　種の保全のために佛坪長青自然保護区があります。

　佛坪長青自然保護区は年間を通して多湿です。パンダの生息環境にあっており、森林の55％は竹林でパンダの食べ物の宝庫です。多くのパンダがこの350㎢の敷地内に暮らしています。パンダにとって最適のところです。現在、ここは一般公開されていません。

ジャイアントパンダの保護

ジャイアントパンダの繁殖・保護センター

　繁殖・保護センターは種の保護のために設立されました。成都ジャイアントパンダ繁殖・保護センターと碧峰峡ジャイアントパンダセンターがその拠点です。そこはジャイアントパンダを見るのに最もおススメです。詳しくはこちらおすすめパンダ基地 をご覧ください。

60以上の自然保護区

　10,000㎢の中に50以上の自然保護区があります。卧龙(成都から130 km)と佛坪は2大パンダ保護エリアです。

竹林と共にある生息地

　竹林はパンダの生息地の間にあり、彼らにとって欠かすことのできないところです。彼らの生息地で食糧不足の時でもそこへ移住することができます。

　生息地の保全を広めるために再森林化というパンダのために広々としてストレスのない環境を作る動きもあります

中国ジャイアントパンダが一番多いところ

　ジャイアントパンダが最も多いのは中国西部の四川省です。パンダ基地やパンダ保護センターで多くのパンダを見ることができます。

　成都パンダ繁殖センターが最もパンダが多いところです。

　都江堰基地ではパンダボランティアに参加することができます。

　臥龍パンダセンターではパンダの生息地を散策することができます。

　もちろんこれら以外の他の都市でもパンダを見ることはできます。例えば北京動物園や香港のオーシャンパークです。

パンダツアー

　パンダツアーに興味がある方は、お気軽にお問い合わせください。弊社ではお客さまのご希望にあわせたパンダツアーを提供いたしております。ご自身のツアー作りのご参考までにごらんください。

都江堰基地パンダ・ボランティア体験ツアー

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