内モンゴル博物院は内モンゴル自治区のフフホト市にあり、前身は内モンゴル博物館の新館です。博物院の正門のそばに「民族団結宝鼎」が置かれています。荘厳かつ壮大な青銅宝鼎は円形であり、二つの取っ手が高く聳え、三つの足が地をしっかりつかんでいます。鼎の胴体には内モンゴルの山川地形の特徴の模様が書かれ、首には牛や羊の群れの模様が精巧に綴られています。さらに、馬の鞍の形に似た取っ手と馬蹄の形をした足は馬術や弓術が上手なモンゴル族を象徴するとともに、吉祥、如意、幸せや健康を祈る意味も含まれています。
内モンゴル博物院では、すべての常設列は「草原文化」をテーマとし、「草原文化の展示シリーズ」からなります。「太古世界」、「広大たる高原」、「地下の宝」、「飛天の神舟」(解説1)という四つの常設展には恐竜などの古代生物の化石や現代生物、鉱業や航空事業についての内容が展示されています。「草原の威風」、「草原の君主」、「草原の風情」及び「草原の烽火」という四つの常設展は時間的な順序に沿って繋がり、古代から現代までの草原文化の流れが見られます。また、「草原の日の出」、「草原の服装」、「天空のメロディー」、「草原の詩文」、「古道の珍宝」の六つの展示シリーズはスポットとしてクローズアップされ、草原文化の六つの見所を物語っています。こうした展示によって、内モンゴルの総合的なイメージが紹介されています。
博物院の中には、鮮明な民族の特色と地域特性を帯びた文化財が並べてあります。匈奴、東胡、烏桓、鮮卑、突厥、契丹、女真、タングート、モンゴル族など中国の少数民族の文化財が大きな比重を占めています。その中には、匈奴王の冠や帯関連の装飾品、鮮卑貴族の歩揺冠などがあります。
09:00~17:00(入館は16:00まで)ただし、月曜日は閉館。
予約の電話番号:0471-4614000
住所:内モンゴル自治区フフホト市新城区新華東街27号
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