昆明―河口列車

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昆明―河口列車

概况

2014年12月10日、K9832番列車が昆明駅を出発しました。中国とベトナムの国境に位置している河口縣へ運行する一番列車でした。中国とベトナムにおける二番目の国際鉄道路線の中国国内部分―昆明から河口まで―の鉄道は、全線運行するようになりました。その後、K9826(12:45-18:39)、K9822(16:05-21:30)、K9816(22:48-06:01)番列車を増やし、各時間帯に列車を利用する乗客たちの要求を満たしています。

昆明を出て南に進み、河口に到着するまでわずか6時間ぐらいです。列車に乗って、海抜1900mから海抜100mぐらいまで降ることで、乗客たちは高い山から低い谷を通り抜ける快感を味わうことができます。

昆明と河口の列車は高速エアコン車で、スプリングのない座席、硬いベッド、ソフトコンパートメントが設置されています。車両の内部は明るくてきれいで、青い座布団カバー、淡い紫のカーテン、非常に快適です。

観光スポット

昆明駅を出て1時間ぐらい経つと、一番目の駅である昆陽駅に到着します。昆陽付近を通る時、一面に広い畑が現れ、遠方には青空の下に緑の山が延々と続いています。昆陽から玉渓までの線路が整備され、列車の運行スピードが60~70km/hから120km/hに引き上げられました。

玉渓駅を出てしばらくすると、玉蒙線路で比較的に有名な「両トンネル一橋」があります。長さ10.3kmの秀山トンネルと長さ9.95kmの柿花樹トンネルの間に長さ242.6mの柿花樹大橋があります。橋の下には透き通っている川が流れています。トンネルを出てしばらくすると曲江大橋がかかります。窓の外を見ると、広いダムを一目で見渡すことができます。

蒙自を通り、長海橋を眺め、蒙河鉄道で一番長い屏辺トンネルを通りぬけ、平寨トンネルにつきます。平寨トンネルから太陽寨トンネルまで、大囲山国家自然保護エリアが見え隠れします。太陽寨トンネルを出てから、草原や熱帯・亜熱帯の植物が目の前に現れるようになると、河口縣に到着します。河口の土地に入ると、一面のバナナの林があります。続いて見られるのはゴムの林です。

昆明から河口へのコース上、紅河州で停車する駅は、ほとんど紅河州の観光スポットです。一番目の駅は建水です。ここには、古い城、団山住居、孔廟があります。二番目の駅は蒙自です。ここには碧色寨、ザクロ園があります。三番目の駅は屏辺です。大囲山国家自然保護エリアの中で、美しい自然の景色を満喫することができます。最後の駅は濃厚な異国情趣が溢れている有名な辺境の町である河口です。この線路は紅河州旅行の定番ルートとも言えます。でも、紅河州エリアの観光スポットはこれだけではありません。観光客が駅を出てすぐ直行バスに乗って各スポットへ行けるようにしています。現在紅河州旅行発展委員会は、駅から少し遠く離れているスポットへも直行できるように、駅付近の旅行社に観光スポットへ直行するバスを手配させるのを積極的に働きかけています。観光客の要望をできるだけ満たすようにしています。 中国列車と座席の種類 を詳しく見る