2022年5月30日より日本から中国へ渡航する際の事前手続きについて、これまでの搭乗予定日7日前検査(予備検査)と自己健康状況観察表の記入を廃止し、新たな渡航前検査(PCR検査2回+迅速抗原検査)に 変更 されました。
現在、新型コロナウイルスで日本国籍の方に対するビザ免除措置は停止しております。観光目的での入国は不可ですが、就労、親族訪問での入国は申請可能です。今回は中国への渡航する際、必要となるビザ申請、航空券手配、PCR検査(予備検査・交差PCR検査)、健康コード等の手続き手順を紹介いたします。
目次
中国渡航に際して、外国人の入国は大幅に制限されており、中国当局がこれまでに明らかにしている外国人入境措置は以下となっております。
中国政府発表:有効な三種類の居留許可を有する外国人の入境許可(2020年9月28日~)現在以下の条件を満たす外国人に対して入国が許可されています。
下記に該当する場合は中国への入国が暫定停止中です。
注意:2020年3月26日以前に発行されているビザは(ビザの種類に関係なく)有効なものであっても現在のところそれを使用して中国に入国することはできません。新しいビザを申請する必要があり、新たに有効なビザを取得すれば入国可能です。
東京中国大使館により、2021年11月1日から、中国査ビザ申請時に日本の自治体等が発行するワクチン接種証明書の原本の提示及びコピーの提出が必須となります。ワクチン接種2回が完了していない方や、ワクチン接種証明書が提出できない方は、ビザ申請が受け付けられません。新型コロナウイルス感染症(中国査証申請にワクチン接種証明書が必須に)【在中国日本国大使館】
2020年9月1日以降は、申請者によるオンライン申請フォームの入力が必須となり、確認ページ及び入力済みのフォームを印刷の上、確認ページ及び入力済み申請フォームの8ページ目に署名し、パスポート及びその他必要書類一式を持参して中国ビザ申請サービスセンター(東京、大阪、名古屋)、またはビザ代行申請を受け付けていない長崎・福岡・札幌・新潟の各総領事館へ提出してください。
ビザの申請には中国の省政府クラスの商務庁または人民政府外事弁公室が発行したバーコード付き招聘状(邀请函/PU)が必要です。
2021年2月8日から中国ビザ申請時に申請者の指10本の指紋採取が開始されました。指紋採取はビザ申請時に中国ビザ申請サービスセンター(東京、名古屋、大阪)または管轄する領事館で採取されるため、申請者ご本人がビザセンター・領事館に行く必要があります。
ただし、以下の申請者は指紋採取が免除となります
カテゴリー | ビザ申請可否 | |
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無査証滞在 | 不可 | 日本人に対する訪中ビザ免除措置は現在暫定停止されています。 |
業務 | 可能 | 中国の省政府クラスの商務庁 または 人民政府外事弁公室が発行した バーコードつき招聘状 (邀请函/PU)を取得した経済・貿易・科学技術関連事業に従事する方はビザ申請可能 ※中国国内や香港などで中国製ワクチンを接種された方. ビザ申請時にワクチン接種証明書の提示でバーコードつき招聘状(邀请函/PU)の提出省略が可能※有効なAPECビジネスカードをお持ちの方 中国製ワクチン接種証明書と中国国内受け入れ先の招待状でビザ申請が可能 |
就労 | 可能 | 「外国人工作許可通知」及び 中国の省政府クラスの商務庁 または 人民政府外事弁公室が発行した バーコードつき招聘状(邀请函/PU)を取得した渡航先で就労する方はビザ申請可能 ※中国国内や香港などで中国製ワクチンを接種された方. ビザ申請時にワクチン接種証明書の提示でバーコードつき招聘状(邀请函/PU)の提出省略が可能 |
就労者家族 | 可能 | 中国の省政府クラスの商務庁 または 人民政府外事弁公室が発行した バーコードつき招聘状(邀请函/PU)を取得した渡航先で就労する家族の方はビザ申請可能 ※中国国内や香港などで中国製ワクチンを接種された方. ビザ申請時にワクチン接種証明書の提示でバーコードつき招聘状(邀请函/PU)の提出省略が可能 |
親族訪問 | 可能 | 重体や重病の直系親族の看病(父母、配偶者、子女、祖父母、孫)あるいは 直系親族の葬式参加の方は、下記書類の提出でビザ申請可能 ※中国国内や香港などで中国製ワクチンを接種された方. 家族の再会、支援、親戚の訪問、葬儀 または 重病の親戚の訪問が渡航目的の方は、関連資料を提出してビザ申請可能 |
乗務員 | 可能 | 乗務で訪中する国際列車や航空機の乗務員、船員 及び その家族の方はビザ申請可能 |
観光 | 不可 | ビザ申請不可 |
※弊社はビザ申請通過後、中国へのチケットを購入することをお勧めいたします。
現在のコロナウィルスの感染状況下では、その状況に応じてビザ申請要件が変わる可能性があります。 領事館/大使館/ VACにメールで予め問い合わせされることをお勧めいたします。領事館は状況に応じてビザを申請できるかどうか、申請できるビザの種類、具体的な手順などについてアドバイスしています。
中国駐日本大使館・総領事館のメールアドレス
航空会社 | 運行路線 | 運行曜日 |
---|---|---|
日本航空(JAL) | 成田-大連 | 火、水、木、金 |
成田-広州 | 金 | |
全日空(ANA) | 成田-上海浦東 | 日 |
成田-青島 | 水 | |
成田-広州 | 水 | |
成田-深圳 | 月 | |
成田-杭州 | 木 | |
中国国際航空(CA) | 成田-上海浦東 | 木 |
成田-杭州 | 水 | |
中国東方航空(MU) | 成田-上海浦東 | 金 |
成田-西安 | 火 | |
中国南方航空(CZ) | 成田-広州 | 水 |
成田-瀋陽 | 木 | |
吉祥航空(HO) | 関西-上海浦東 | 火 |
関西-南京 | 木 | |
深圳航空(ZH) | 成田-深圳 | 日 |
成田-無錫 | 金 | |
厦門航空(MF) | 成田-福州 | 水、金 |
※航空会社都合等により上記記載のフライト運行状況はキャンセル・変更となる場合がございます
2022年5月30日より日本から中国へ渡航する際の事前手続きについて、これまでの搭乗予定日7日前検査(予備検査)と自己健康状況観察表の記入を廃止し、新たな渡航前検査(PCR検査2回+迅速抗原検査)に 変更 されました。
新型コロナウイルスの 未感染者 及び 既感染者 で手続き手順が大幅に異なります。下記のリンクをクリックして事前に渡航前の各種手続きの流れをご確認いただき、お手続き頂きますようお願い致します。
2022年5月30日より中国渡航前検査及び健康コード申請の最新措置について渡航前検査(予備検査・交差PCR検査ともに)は必ず 中国駐日本国大使館・総領事館が指定する検査機関 で行ってください。中国駐日本国大使館管轄地域指定検査機関リスト
2022年5月30日以降に日本から中国へのフライトを利用する場合、指定検査機関 において 搭乗2日前に受検したPCR検査の陰性証明書(1回目)が必要 となります。例え、搭乗予定日は6月22日の場合、6月20日(月)に検査を受検してください。
2022年5月30日より中国渡航前検査及び健康コード申請の最新措置について検査効率等を満たしている特別指定検査機関で2回目PCR検査を行ってください。例え:出発時刻が6月22日09:15の場合、6月21日09:15以降に検査効率等を満たしている特別指定検査機関で2回目PCR検査を行ってください。それより前に検査または特別指定検査機関以外で行ったものは認められません。
※:必ず1回目と異なる指定検査機関を選んでください。
全ての検査報告書を取得後、最終提出期限までに2回の検査報告書+通常提出書類を添付し健康コードの申請を行ってください。
申請後、審査・認証が完了すると グリーン健康コード(二次元コードが緑色) が取得できます。
健康コードの色が 緑色 にならない場合は、予定しているフライトへの搭乗ができませんのでご注意ください。
健康コードの色 | 意味 |
---|---|
緑色 | 合格、搭乗が可能 |
黄色 | 審査中、結果が出るまでお待ち |
赤色 | 不合格。コードの上部に不合格の理由が記載されますので、確認後再提出するのが必要 |
灰色 | 期限切れ、提出した検査証明書が有効期限過ぎているので、再度有効期限内の検査証明書を提出するのが必要 |
中国大使館・総領事館指定の指定検査機関にてダブル陰性証明を取得後、直ちに専用サイト または QRコードにて健康コードの申請を行います。
注意事項
中国駐日本国大使館・総領事館は 出発地を日本とする第三国 または 香港・マカオ・台湾を経由して中国へ渡航する乗客 の 健康コードの発行は行っておりません。
ワクチン未接種且つ検査結果がダブル陰性の方 | ダブル陰性証明、日本の居留証明(在留カード、住民票、ビザなど)、航空券の予約証明をご提出ください。外国籍の方は、中国のビザ或は居留許可も必要です。 |
ワクチン接種済み且つ検査結果がダブル陰性或は抗体陽性の方 | ワクチンの接種が完了した後、14日間を経てからダブル検査を行ってください。14日間未満の場合健康コードを取得できません。例えば9月1日に接種完了の場合、9月16日から検査可能です。 |
陽性歴のある方とは
1、肺のCTまたはX線検査及び2回のPCR検査(検査日時は24時間以上空けること)を行います。診断証明書(肺に異常なしと記載)と2回のPCR陰性証明書を受け取ってから3日間以内に、「氏名+旅券番号+国籍+事前審査」というテーマのメールをhesuanjapan@163.comにを送ってください。 注:このステップでは指定の検査機関はありませんが、必ず検査機関から印鑑・医師サインのある紙の証明を取得してください。メールでの結果通知は使えませんのでご注意ください。唾液や郵送による検体採取は固く禁じます。妊娠されている方(妊娠証明が必要)は肺の検査を行わないでください。 |
2、大使館の返信メールに従い、少なくとも14日間の自主隔離をし、健康状態に異常がないことをご確認の上、「自主隔離承諾書」にサインしてください。 |
3、搭乗2日前以内に指定検査機関でダブル検査を行い、ダブル陰性証明を取得します。抗体が陽性の場合、ワクチンの接種完了証明が必要です。 |
上記のすべての資料と日本の居留証明(在留カード、住民票、ビザなど)、航空券の予約証明をご提出ください。外国籍の方は、中国のビザ或は居留許可も必要です。すべての資料をまとめてアップロードし、健康コードを申請してください。資料が不足の場合、審査が通らないのでご注意ください。
【中華人民共和国駐日本国大使館】重要!健康コードに関する最新のお知らせ最新:日本から中国へ行く乗客へお知らせ 搭乗に「健康コード」が必要になりますフライト出発時刻12時間前以内に指定検査機関で「迅速抗原検査」を行い、検査報告書を取得する必要があります。但し、検査機関の対応等を総合的に考慮し、出発時刻が13:00より前の航空便を利用する方は、搭乗前日の13:00以降の検査を認められます。
出発時刻 | 迅速抗原検査の検査期限 |
---|---|
00:00-13:00 | 搭乗前日の13:00以降 |
13:01-23:59 | 出発時刻の12時間以内 |
搭乗の際には2種類の陰性証明書と健康申告書、グリーン健康コードを航空会社のスタッフに提示する必要があります。
ご注意:
ご登録の際には「座席番号/Seat No」の入力が必要となります。Webチェックインなどでお座席番号を確定後、ご登録いただくようお願い申し上げます。
事前座席指定が行えないお客さまは、一度「NA」でご登録いただき、ご出発当日に座席番号が確定次第、登録データの上書きで修正いただくことが可能です。(その際にはQRコードが更新されますのでご注意ください。)
検疫官より入国時に完了画面を取得されていないお客さまに対して、最終降機の指示が出される場合があります。ご利用のお客さまには事前のご登録にご協力をお願いいたします。
日本航空(JAL)|大連、広州へ渡航されるお客さまへ全日空(ANA)|中国税関出入国健康申告記入例入国後は各地方政府が手配する施設で14日間の隔離が必要です。
到着後、日本の空港で登録を済ませた「中国税関出入国健康申告(健康申告書電子版)」の確認、到着空港で「中国各地の健康コード」のダウンロード、体温を測定し、空港でPCR検査を受けます。
空港から直接、政府が手配する宿泊施設に送られ14日間の隔離生活が始まります。
集中隔離中の費用はおよそ1泊約400〜600元(食事と宿泊込み)で自己負担となります。
渡航地 | 入国後の隔離 |
---|---|
広州 | 14日間の指定施設隔離+7日間の自宅隔離+7日間の自宅健康観察 |
北京 | 14日間の指定施設隔離+7日間の自宅隔離+7日間の自宅健康観察
他の都市から北京へ入境する場合、21日間の隔離を終了後、7日間の自宅健康観察が必要。 |
上海 | 14日間の指定施設隔離+14日間の自宅隔離
上海から入国するが最終目的地が江蘇省、浙江省、または安徽省にある場合は 「3 + 11」(上海に3日間集中し、その後、最終目的地に閉ループで転送して11日間の集中検疫を行います。) |
杭州 | 14日間の指定施設隔離+7日間の自宅隔離+7日間の自宅健康観察 |
大連 | 14日+7日間の指定施設隔離+7日間の自宅隔離 |
青岛 | 14日間の指定施設隔離+7日間の自宅健康観察 |
深圳 | 14日間の指定施設隔離+7日間の自宅健康観察 |
成都 | 14日間の指定施設隔離+7日間の自宅隔離 |
西安 | 14日間の指定施設隔離+7日間の自宅隔離 |
瀋陽 | 14日+7日間の指定施設隔離+7日間の自宅隔離 |
現在、中国にいる外国人は、身分証明書(通常はパスポート)やグリーン健康コードなどの必要書類があれば国内を旅行することができます。しかし、中高リスク地区に駐在しているお客様に対し、政策が厳しくです。
必要な書類は各地の防疫政策により、違いますので、ご不明なところがありましたら、ご気軽に連絡ください。
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