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紅河県大羊街郷のハニ族村

ハニ族村は山の中腹にあり、面積が約5haで、150戸、800人余りがここに住んでいます。村にはうっそうとした林があり、濃い郷土色の息吹がみなぎっています。村の代表的な景観として「森林、村、棚田、紅河」があり、四度同構(ハニ族棚田の特有な生態系)と呼ばれ、ハニ族の棚田文化の特性が表わされています。そのためこのハニ族村は四度同構保存区と呼ばれています。

村の中に歩行用の石道があり、その道に沿って行くと、お客様はハニ族棚田文化の粋を体験することが可能です。美しい棚田の景色を楽しむだけでなく、ハニ族のキノコ室、寨神林(寨神―サイシン、ハニ族にとって、神様みたいな存在)、用水路、分水木刻(棚田に水を分けるために用いる木刻)、水碾室、水磨室、水碓室(水碾、水磨、水碓は水力を利用する施設。)などの施設も見ることができます。また、ハニ族の民族色豊かな衣装と、鋤・馬鍬や織機などの昔ながらの農機具を見物することもできます。保存区には二つの澄みきっていて底まで見える泉があり、それぞれ「白竜泉」「長寿泉」と呼ばれています。

紅河県大羊街郷のハニ族村 紅河県大羊街郷のハニ族村