シャングリラは標高約3300m、高原の多湿な気候に属し、四季を通じて気候の変化が大きいです。高原なので昼夜の気温差が激しく、風が強いです。晴れた夏の昼間には気温が30℃以上に上り日差しが強く、とても眩しいですが、早朝と夜は肌寒いです。そのためシャングリラへ行く時には季節に関わらず防寒グッズが必要です。
春、特に早春の雪融けの頃は比較的に寒くて平均気温は5~20℃くらいです。夏の平均気温は15~30℃あり一番暑く雨季にあたります。湖や谷川の水量が増し、降雨で道路が陥没することもしばしば起こり、観光の際には道路状況に要注意です。秋の平均気温は5~30℃、最も美しい季節です。冬はとても寒く雪も降るので最低気温は-20℃に達することもあります。
シャングリラでは太陽が燦燦と輝き、空は澄んでいて一点の曇りもありません。海抜が高いので紫外線が強く、対策グッズが必要です。シャングリラのある迪慶チベット族自治州は乾、湿の気候がはっきりと分れていて、高地は亜熱帯、温帯、寒帯の三つの気候帯を合せ持つ立体型気候が特徴です。「一つの山なのに四季に分れ、5キロ範囲内で違う空模様」とたとえられるように8月に雪が降ることもあるそうです。自治州内の年平均気温4.7~16.5℃、年最高気温は25.1℃、最低気温は-27.4℃でした。最も暑い月の平均気温は11.7~24.1℃、最も寒い月の平均気温は3.7~7.7℃で、毎年の5月下旬と10月上旬は雨が多いです。
毎年、春の終わりごろから初夏にかけて(5-7月)と秋(9-10月)はシャングリラ観光のベストシーズンです。この時期の気温と天気は観光に最適で空は晴れ渡り、花は咲き乱れ、草原や木々は緑豊かでとても美しいです。しかし気温の変化も比較的に激しいため注意が必要です。