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太鲁阁大峡谷

太鲁阁大峡谷の概況太鲁阁大峡谷
「太魯幽峽」は、台湾東部の花蓮県西北に位置し、20キロメートルと長く続く険しい大理石の断層です。太魯閣公園の一部分に属し、台湾の三峡と賞賛され、台湾八景の冠とされています。泰雅語では「鲁閣」は桶の意味です。ブリキの桶のようで、「鲁閣」と称され、一般的に太鲁阁と呼ばれています。
峡谷の小川は、海抜3000メートル級の合歓山から急速に落ちて、ほとんどの所は、一キロメートルごとに20メートルー30メートルの落差に達しています。水流は、千万年も絶えずに峡谷を切断することにより、太鲁阁大峡谷という世界奇観を形成しました。峡谷で道路を作るのは相当難しいです。
峡谷は、太鲁阁、長春祠、燕子口、大断崖、九曲洞、天祥などの景観から成ります。
峡谷一の景色は「太鲁長春」で、崖、寺院、渓流、滝などが一体となり、景観は、人をうっとりとさせます。東西横貫公路に殉職した212人を弔うため、長春祠を造りました。
長春祠から渓流に沿って、「屏風岩」と称される大きな断崖が目の前にあり、両岸もこの断崖と密接するので、道がなかった状態でした。採光のため、隧道の片側の壁を人力で削り、多くの犠牲者を出した難工事の偉大さと辛さは、今までに無かったことです。
燕子口は、たくさんの長短隧道が続き、侵食によって作られた岩肌の無数の穴に、燕が巣を作っていたことが有名で、この名が付きました。春になると、「百燕鳴春」(数えきれない燕がここに集まり、素晴らしい景色になる)の景観を見る事ができます。
迎賓峽に入ると、東西横貫公路の最も険しい地域―――錐鹿隧道が見えます。世界でも有名な大理石の断崖で、高さは1660メートルに達し、「錐鹿大断崖」と呼ばれています。
太鲁阁大峡谷の中で最も壮観な所は、“虎口一縷天”です。三方が崖で、見上げると一縷の天だけが見えます。峡谷が断裂により、ジグザグとしていて、岩の中の隧道は次から次へと、「九曲回腸」のようで、「九曲洞」と言われ、太鲁阁大峡谷の代表的な観光スポットです。
天祥は、太魯閣峡谷の最も美しい観光地で、同時に花蓮の貴重なエリアで、元は泰雅族の居所です。国家に殉じて処刑された南宋の英雄・文天祥にちなみ、天祥と改名されました。 は世界で、最も長く、最も神秘で、最も美しくて、最も原始的な東方大峡谷と褒められています。太鲁阁大峡谷の深さは2000メートル以上で、ほとんどの区間は3000メートルを超えています。

観光特色…太鲁阁大峡谷には、急流や浅瀬があり、両岸には海拔約4000mの高黎貢山と碧羅雪山が聳え立ち、断崖絶壁が続いています。高黎貢山と碧羅雪山の頂上は白い雪に覆われ、山腹には原始林が生い茂り、四季折折の景観が見られます。山中には数民族の民家が点在し、美しい景観を呈しています。
峡谷内には「10メートルごとに風景が違い、万物は同一の山にある」という話があります。珍しい動植物、奇妙な花卉、稀な薬種は、谷間の自然の美しさを飾ります。独特な民族風情、雪山、温泉、鐘乳洞、湖は「澡塘会(ザオタンフイ)」(男女一緒に温泉に入るお祭り、「入浴会(ルユフイ)」とも呼ばれる)、「刀杆節(ダオガンジェ)」(リス族の英雄を記念する祭で、成人男性が「火の海」を裸足で歩き、「刀の梯子」を素足で昇り降りし、勇敢さをアピールする。毎年旧暦2月8日)、「卡雀哇(カチェワ)」(トールン族の新年,旧暦の12月)、「阔时節(クオシジェ)」(リス族の新年、每年12月20-22日)、神州的色彩が溢れるヌー族の「鮮花節」(怒族の伝統祝日で、「仙女祭(仙女節)とも呼ばれる」と濃厚な原始宗教的色彩を持つトールン族の「剽牛祭天(ピョウニュウジテン)」(牛を神に捧げることで天を祭り、民族の一年の苦労を慰めるお祭り)およびそれぞれの民族の婚姻習俗、衣食住や乗り物、葬儀礼儀、祭祀活動、トーテム崇拝などの多彩な民族風情と相まって、更に太鲁阁大峡谷に趣を添えます。

福貢県の「石月亮」は谷の中の奇観です。高黎貢山にあり高さ約100m、直径45mの楕円形の洞窟です。この洞窟を通して山の裏の青い空が見え、まるで月のような形になっています。