八角街(バルコル)
八角街は八廊街とも言い、ラサの旧市街の中心部に位置し、ジョカン寺(大昭寺)を囲むように建てられた最も賑やかな商店街です。
小商品商店街
ポタラ宮の上から見下ろすと、ラサ市街はどこも木々に囲まれた新らしい建物が立っていますが、八角街だけは祈りの旗が棚引いています。信者たちは八廊街に行って、大昭寺の周りをマニ車をまわしながら進んで行きます。八角街は賑やかで商店が立ち並び、参拝者がひっきりなしに来ます。チベットのマニ車、線香、刀、指輪、耳飾り、手钏、民族衣装などの民間工芸品が所狭しと並べられています。
歴史が悠久
八角街はジョカン寺と同じく長い歴史を持っています。街内は静かで、曲がった道が通じ、宫厦に百軒の店があり、建物群が古い寺に密着していて、豊かなチベット文化に満ちています。八角街は長さ1キロメートルぐらいで、住民は2000戸、ほぼ6000人がいます。通りにはお店が立ち並び、露天商が集まって、とても賑わっています。
チベット民間手工芸品が大人気
ここは大多数がチベット人ですが、偶には漢族と回族の人もいます。以前はチベットの人と少数民族はここでビジネスをする他、ネパールとカシミールからの行商人のための商店もあります。毎朝9時に、人々は各地からここに集まってきます。街には商店が立ち並び、店内にはシガツェ市独有な金花キャップと素朴な木製の鉢、各質の手钏やネックレスなどの、きれいなチベット民間手工芸品が大人気を集めています。
八角街の夜市はもっと魅力的です。日暮れになり火を灯すころ、街をそぞろ歩くと、商店は開いたままで、チャーミングな音楽と売り声に合わせて、様々な小吃のいい匂いが溢れてきて、観光客は帰るのを忘れ夜更けまで遊んでいるでしょう。