万里の長城は、絶対に中国観光で外せない名所です。万里の長城に行きたい時には、弊社Arachinaにお任せ下さい。長城観光についての詳しい資料や情報をお知らせします。また、より良い旅行プランの作成のお手伝いをいたします。
万里の長城の場所
万里の長城は、北中国から砂漠、草原、山々を突き抜け、中国の東海岸にまで及んでいます。観光で有名でかつ、私たちが写真で目にする機会の多い長城は、明代に作られた長城です。
明代の万里の長城は、公式には、8900Km(5500マイル)以上あるとされており、もっとも有名で、保存状態の良い箇所は北京近郊にあります。
万里の長城の観光にベストの時期は春と秋
北京付近の万里の長城の観光に適した季節は、春と秋です。夏は暑くて混むのと、冬はひどく寒くなるため避けましょう。
北京の山々の春(4- 5月)は、少し肌寒いぐらいで、新緑や花が長城を美しく彩る季節です。秋(9-11月)は、空気が澄み、万里の長城が遠くまで曲がりくねっている風景がみることができるため、もっとも長城を観て回るのに適した季節です。山々は赤、金、黄、茶といった色とりどりの紅葉をなし、蒼白や灰色の万里の長城を際立たせます。夏か冬しか都合がつかないのであれば、いくつか注意すれば長城観光はたのしいものになります。夏は混雑の季節です。有名な場所は混んでいます。強い日差しと土砂降りをともなう暑さです。冬は非常に寒く、長城にも氷が張りますが、混んではいません。
万里の長城の観光に適した場所
万里の長城は非常に長く、9つの省区を横断しています。おすすめの場所は、5つありますがすべて北京近郊です。下の表を眺め、比較してどの場所が良いか決めるのがよいでしょう。
場所 |
北京からの所要時間 |
写真撮影への評価 |
混み具合 |
観光地化 |
最適 |
金山嶺 |
2½ |
5 |
2 |
一部は観光地 |
一般的な観光客 |
司馬台 |
2 |
4 |
3 |
観光地化されていない |
ハイキング客 |
箭扣 |
2½ |
5 |
1 |
観光地化されていない |
プロハイキング客 |
慕田峪 |
1½ |
4 |
4 |
観光地 |
子どもや老人 |
八達嶺 |
1½ |
4 |
5 |
観光地 |
障害をもった観光客 |
万里の長城への行き方
北京から万里の長城への直行バスや直行電車はありません。そのため、バスを乗り換える必要がありますが、これが外国人にとってはとても煩雑なものになります。
ツアーバスのプランは、観光客が行きたいところを廻ってくれないかもしれませんし、短時間であちこちを廻ってばかりかもしれません。弊社は、私たちの提供する個人ツアーをおすすめします。せっかく万里の長城を見にきたのに、つまらない経験をするのはもったいありません。弊社Arachinaは、お客様に、ガイドつきでオーダーメイドの快適で空調の効いたバスツアーを提供することができます。
車椅子利用者への利用案内
車椅子利用者には、配慮がなされている八達嶺長城、慕田峪長城、居庸関をおすすめします。少なくとも、北京近郊で負担の少ない谷の底にある長城を眺めることができます。
- 八達嶺長城では、車椅子利用者は、スロープによって最初の北監視塔まで行くことができます。ただし、前もってエレベーター・サービスを予約する必要があります。た重要な箇所が見られます。モンゴルからの攻撃を防ぐための二段階構造になっている「内側の城壁」といったものもあります。
- 慕田峪長城では、車椅子利用者はケーブルカーを利用できます。壁やスロープを超え、14番目の監視塔より下まで登ります。長城の美しい風景を観るのに適した場所です。
- 居庸関は、谷底にある長城の要塞部分であり、それゆえ車椅子でも難なく進むことができます。
これ以外にも、車椅子利用者におすすめの場所は、長城の平らな場所です。たとえば、東海岸にある山海関や、西の砂漠にある嘉峪関がそれに該当します。
万里の長城近くで宿泊する
北京中心部からの万里の長城に着くのに平均2時間かかります。万里の長城の近くのホテルに前泊すれば、あなたは早朝の、より混んでいない長城を楽しむことができます。
メリット
- 交通渋滞と、券売所での長蛇の列を避けることができます。
- 混むことなく、早朝の万里の長城をたのしむことができます。
- 長城の日没と夜景を楽しむことができます。
デメリット
- ホテルの部屋が快適ではないことがあります(とくに観光地化されていない場所では)。
- 地元食が口に合わないかもしれません。
万里の長城でキャンプをする
万里の長城でキャンプをすることがおすすめしません。
実際のところ、旅行者には現在万里の長城の大部分でキャンプをすることは許されていませんし、近くにキャンプ場もありません。キャンプは、水質が保証されていない荒野や、シャワーや水が確保できる村/ホテル/ゲストハウスが近くにあるところでのみ簡易キャンプが許されています。
山のふもとにある店にキャンプ用具は売っていません。キャンパーは歩きづらくて急な長城の路に、テント用具すべてを運ばなければなりません。大変に苦痛です。転倒や捻挫、脱水に注意してください。多量の水を携帯して下さい
万里の長城での食事
修復が済んだ長城の箇所には、地元食を提供する多くのレストランやホテル、旅行者用宿泊所があります。
万里の長城近くのレストランに、北京の街なかのレストランのようなクオリティを求めることはできませんが、地元料理を試してみて下さい。観光地化されていない地域には、レストランやホテルがありません。ですから、そのような場所を訪問しようとするのであれば、食料を持っていく必要がありまする。
北京の万里の長城を見て回るには最低1日とりましょう。万里の長城は北京の中心街から離れているので、移動に片道2時間掛かると思っておいてください。ですが、2時間掛けても惜しくない、美しく、混雑のない、散策したくなる場所です。
1日の万里の長城のあるき方:2つの提案をお勧め
- 最も険しいコース:箭扣(jiankou)から慕田峪(Mutianyu)(4,5時間の散策)
もっとも険しい場所が希望なら、箭扣(jiankou)の長城がおすすめです。この場所は、元のままの長城で、ケーブルカーや新しい階段もありません。ここの長城の階段の多くは壊れていたり、崩れていて危険な場合があります。この最も人気のあるハイキングコースは、慕田峪(Mutianyu)の長城まで続きますここは完璧に修復されている長城です。
- 穏やかなコース:司馬台西(Simatai West)から金山嶺(Jinshanling)へ(3,4時間の散策)
金山嶺(Jinshanling)の万里の長城は、保存状態もよく、多くの元々の特徴を残しています。ここからは、曲がりくねった山の峰と、様々な形の監視塔を眺めることができます。もっとも美しい風景をもつ場所です。この場所では、修復された長城までケーブルカーが通っているので、他の散策コースよりもあまり体力が要りません。司馬台西(Simatai West)から金山嶺(Jinshanling)までの散策ルートは、最初に難所がありますが、元気なうちに乗り切れるため、もっとも人気があります。
旅行ガイドによる万里の長城のお勧め
旅行ガイドを付ければ、より良い万里の長城への旅が期待できます。
八達嶺や慕田峪、そして金山嶺の一部のといった長城の区域は、よく修復されています。しかし、山の中の長城に一人で行くのは困難を要します。とりわけ、長城でも、観光地化されていない区域では、迷子になったり、困難がつきものですので、慣れたガイドをつけるのが良いでしょう。
また、万里の長城は、たんに風景が良い観光の名所というだけでなく、歴史的、文化的な遺産です。ガイドから当地で長城の歴史や詳細を聞けば聞くほど、お客様の旅はより充実したものになっていくことでしょう。
おすすめのツアープラン
お客様が万里の長城への旅行を予定しているなら、わたしたちのおすすめも頭の中に入れておいてください。
もし、弊社のおすすめプランがお気に召さなければ、私たちは、テイラーメイドの、あなたの希望を最大限に発揮できるプランをご用意することができます。是非ともご連絡下さい。お待ちしております。