大同蒸気機関車陳列館
大同は中国の有名な歴史文化都市の一つである。大同蒸気機関車展示館は大同電力機関車有限会社の工場に位置している。
この展示館は、1988年9月15日に開幕した「中国大同国際蒸気機関車祭」の開催中に行う「中国歴史蒸気機関車巡回展覧会」に基づいて、同年12月21日に中国製造で最終モデルの蒸気機関車を出荷した後も展示館の規模をだんだんと拡張している。
博物館には初代モデルの「零号」機関車や慈禧太后の乗っていた王室専用車と言われる機関車などさまざまな機関車がある。中でも一番注目されるのは新中国製の「解放型」蒸気機関車である。この蒸気機関車は「八一号」と名づけられており、この蒸気機関車の開発により新たな技術が得られたため国内機関車開発の新しいページを開くきっかけとなったものである。大同蒸気機関車展示館を見学するのは大同の歴史開発プロセスを知るための何より良い方法である。
主な展示物
「零号」機関車、王室専用機関車、「竜号」機関車、「前進型」機関車、「建設型」機関車、「東風4型」内燃機関車、「韶山3型」電力機関車
住所
中国山西省大同市前進街1号
交通
バス1番線、7番線、27番線に乗り、「機車場」バス停で下車