箭扣長城は北京の郊外、懐柔の北西部八道河郷にあります。懐柔の中心から約30キロ離れています。ここの山並みは色々な形をしています。箭扣長城は明朝に造られた万里の長城の一部分で、有名な険しい所の一つです。ここの長城は険しい崖に造られているためその姿は雄大で綺麗なので中国および海外の登山愛好家の憧れの地です。海抜1000メートルあまりの山の頂に建てられた、「牛犄角邊長城」と名づけられ、まるで刃物で切られたような崖に造られた長城や「鷹飛倒仰長城」、「箭扣長城」があります。歩いていくにつれ長城を上っている雄大な雰囲気とドキドキ感が得られます。
箭扣-慕田峪長城は明朝の有名な将軍、戚継光の下で造られたものだとされています。箭扣から正北楼までのが箭扣長城で一番いい所です。西側に箭扣、鷹飛倒仰、北京結が眺めます。東側には牛犄角邊、慕田峪が見えます。正北楼に上がれば雄大な燕山が見えます。数世紀前、現代のような輸送手段はなく、巨大な石と多くのレンガを人の手によってこんな険しい山に運び、敵と戦うために長城を造った情景を思い描くことができるでしょう。
ここの防御楼は最大かつ多様です。うち将軍楼は最大の規模を持ち、よく保存されています。長城に沿って進むと絵のような風景が足元から広がります。そのほか金山嶺の雲、霧、虹は有名です。天梯(中国では、高いものはよく「天」という文字を付けて表します。ここでは「天」を使って、その高さを形容しています)、天橋、仙女楼、望京楼などもあります。「24眼楼」(建物に24の穴があり、それらの穴を利用して、敵を監視していたとされています)が古北口長城の終着地点です。前方は閉鎖され、古北口長城と金山嶺長城間の軍事エリアなので回り道しなければなりません。
金山嶺長城は河北省のランピン県にあり、西は竜峪口から東は望京楼までつながっており全長は10.5キロメートルあります。途中、関所が5か所、防御楼が67か所、二つの狼煙台があります。金山嶺長城は景観が広い中に防御楼が多く集まっているといった特殊で壮大な建築スタイルの完璧な防御システムをもち、保存状態がよいため有名です。「文字のレンガ」(レンガの表に文字が書かれているもの)、「麒麟の壁」(城壁に麒麟の絵が画かれているもの)、「障害の壁」(防御用の高さ2メートル、幅1.5メートルの壁)、「馬よけの壁」(長さの短い壁で北の少数騎馬民族を防ぐためのもの)は金山の「四大絶景」と呼ばれています。ここの長城の大部分の修理は終わっています。「東方台」に駐車場があり、近くの村には休憩や宿泊のできる所があります。
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