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寧夏沙坡頭

沙坡頭はトングリ砂漠の東南端で、寧夏回族自治区中衛市の西16キ ロのところにある。砂漠と黄河が交わる場所でもある。ここは大砂漠、高山、オアシスがひとところに集まり、陝北の雄大な風景と江南の美しい景色を兼ね備えたところで、観光業界の専門家から、「世界の観光資源を独占している所」という評価を与えられている。ここは世界的に砂漠改造によって名を知られており、中国の四大鳴き砂のひとつ沙坡鳴鐘や世界で初めての砂漠を通る鉄道、包頭、蘭州鉄道がある。包頭、蘭州鉄路を敷設時、沙坡頭の風砂が最も強烈で、列車の通行に障害を来すことが考えられた。そのため、1950年 代から鉄道の両側に防風と砂を固めるための工事が行われた。ここではラクダでテングリ砂漠を越えたり、羊の皮でできた筏で黄河を下ったり、間近で大砂漠の孤煙 を味わったり、川に落日が落ちるすばらしい風景を味わったりすることができる。沙坡頭の特色は砂が一年中奇妙な音を発している。砂丘の上から滑り落ち、途中には、変わった音が出るため、「金砂鳴鐘」と呼ばれる。
砂漠と草原の間にある沙坡頭は乾燥気候地帯に属し、平均年間降水量は186.2ミリである。最高気温は38.1℃あり、最低気温はマイナス25.1℃ある。夏、秋は旅行にふさわしい時期である。

沙坡頭 沙坡頭