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グルバトングータ砂漠

グルバトングータ砂漠は中国の天山山脈の北、新疆ウイグル自治区ジュンガル盆地の中部にある。面積は48,800㎡あり、中国第2位の砂漠である。索布古尓布格莱砂漠、霍景涅里辛砂漠、徳佐索騰艾里松砂漠、阿克庫姆砂漠の4つの砂漠からなる。グルバトングータ砂漠は主に固定砂丘と半固定砂丘で、総面積の97%占める。固定砂丘の植生面積は40%~50%に達し、半固定砂丘の植生面積も15%~25%に達する。この砂漠の南部には数多くの農牧場が帯のように分布している。その内でも北塔山牧場と芳草湖、新湖、一○七、一○二など農場は砂漠の内部へ伸びている。古駝道はグルバトングータ砂漠を横断し、アルタイ市へ向ける。途中の広大なオアシスには、草1本も生えない流動砂丘、荒漠の植生を守る自然保護区、風侵蝕で形成されるヤルダン地貌がある。さらに北庭都護府遺跡、大清真寺、烽火台、馬橋古城、西泉精錬遺跡、新渠城遺跡など数多くのシルクロード遺跡も残されている。

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