銅鑼湾、観塘の四カ所に点在している富瑶、富声、鳳城、太湖海鮮城、喜記、西苑、利苑などの海鮮料理はお勧めです。
茶店は、数十年間の「氷室」を継いで発展してきたと言われています。香港オリジナルの香港のグルメは、ほとんど尖沙咀(チムサーチョイ)、中環、銅鑼湾などの地区に分布しています。蘭桂坊、蘇豪SOHO、鯉魚門、ラマ島(南丫島)、避風塘は有名なグルメエリアだと評価されています。
香港の茶店は、早朝から開店していますが、朝9時頃までお客さんはあまり来ません。9時になると、お客さんは続々と来店して、飲茶で一日を迎えます。店員はお菓子のぎっしり載っている手車を押し、茶店の中をぐるぐる回り、お客さんは、食べたいお菓子を自由に取ります。一人あたりの消費は、香港ドル20~30だと予想いたします。
飲茶は、稲香、潮楼、旺角鳳城酒楼、紅勘美心大酒楼、中環陸羽茶室、中環蓮香樓などがお勧めです。
香港ならではのグルメは、海鮮料理、茶店のお菓子、肉類の丸焼きや燻製、デザートに分けられます。
香港は、島に位置しているので、どのシーズンでも新鮮でおいしい海鮮を楽しめます。香港のシェフは、皆かなりの腕前で、満足すること間違いなしです。香港へお越しのお客さま、ぜひ一度食べてみてください。
鯉魚門、ラマ島(南丫島)、避風塘、西貢、または、尖沙咀、湾仔(ワンジャイ)、旺角は、飲食特徴を滲んだ西洋風のレストランでもあり、本場の食文化も発展してきた所でもあり、香港ならではの情緒だと言っても過言ではありません。テーブルのガラスの下に置いてあるのは、中華料理と西洋料理の特徴が混ざった香港独特のメニューです。「オシドリ」、粥麺河粉(ハーフェン)、卵入りパイ、メロンパンなど茶店のオリジナルメニューを思う存分食べてみてください。
涼茶というのは広東、香港、マカオなど華南地区の人が、1種か2種以上の民間薬で煮る飲み物です。「涼茶を一杯飲めば、病院に行くまでもない」という俗説があります。香港で涼茶を飲む風習が盛んに行われ、あちらこちらで開店している涼茶屋さんは、香港のシンボルの一つです。
涼茶は、長い歴史を持っています。王老吉涼茶、三虎堂涼茶、黄振龍涼茶、大声公涼茶、二十四味涼茶などいろいろな品目が揃い、味も効能もそれぞれ違います。
おすすめは春回堂薬屋さんです。涼茶の老舗です。涼茶(渋いお茶)と五花茶(甘いお茶)の二種類に分けられて、体内の熱を下げて神経を鎮める効果を持っています。中環閣麟通り地下8号で、地下鉄中環駅でD2出口から行けます。
香港の牛肉団子は、ジューシーで歯ごたえがあるということで有名です。民間では次のような伝説が伝わっています。清順治時代、江南の王家は、精一杯心をこめてオリジナルの牛肉団子を作り出しました。その後、王家の子孫が香港にたどり着き、牛肉団子は香港の有名な軽食になりました。しかも、イギリスの女王にも親しまれたそうです。「貢丸」とも呼びます。一般的に、牛肉団子は河粉と一緒に調理します。エビのむき身、カシューと煮ることもあるし、ウズラ卵、芙蓉球と油で揚げることもあります。外はサクサク、内は柔らかく、甘くて潤いのある一品です。
おすすめは徳發牛肉団子です。牛肉団子の古い名店で、尖沙咀海防通り臨時商店街に位置しています。地下鉄尖沙咀駅でA1出口から行けます。その店の牛肉団子はサクサクして歯ごたえがあり、スープは味に厚みがあり美味しいです。多くのお客さんに愛されて、いつも混んでいます。
香港のエビ雲呑麵は、上海の小龍包のように、香港にお越しのお客さまにとり一度食べてみるべきグルメです。雲呑は赤ちゃんの拳のように大きく、雲呑の中身は、大きな新鮮なエビで作られています。卵麺で作られたうどんは、とても歯ごたえがあります。スープにもこだわりがあり、豚カツ、スルメ、生あみを究極に煮て作られます。新鮮な材料、手間があっての本格的な香港雲呑麵です。
池記雲呑麵はおすすめです。「香港グルメ大賞」で受賞したことがあり、香港ならではの軽食です。うどんも汁も、原料の割合にぴったり作られ、美味しくてたまりません。銅鑼灣羅素街51号に位置しており、地下鉄銅鑼灣駅A出口から行けます。
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