レスリング、競馬、ラクダの競技観戦、体験はおすすめです。
モンゴル式のレスリング
モンゴル式のレスリングは、モンゴル族が作り出した傑作でもあり、中国の民族文化のすぐれた遺産でもあります。強い鑑賞性と実用性を持っています。モンゴル式のレスリングは何千年も風靡しても衰えず、独特の魅力で世界の注目を浴びています。呼和浩特へお越しの観光客は、内モンゴル自治区の区都でモンゴル式のレスリングを楽しむだけでなく、さらに自分でその体験を味わうのは楽しいでしょう。
ルール:モンゴル式のレスリングは、国際レスリングと比べたら随分違います。モンゴル式のレスリングは、体重ランクがありません。相手の膝より上の三つのポイントを地に突けると勝ちです。一方、国際レスリングは、モンゴル式のように、突けるだけでは勝ちにならず、相手の両肩と両肘を同時に地に突けると勝ちになります。しかも、選手の体重によってランクづけがあります。
受賞:モンゴル式のレスリングの優勝者には、光栄称号が与えられます。2年連続で全員の相手を倒す選手は「巨人」という称号をもらえます。「巨人」の次に、順番で「雄獅」、「大象」、「雄鷹」という称号があります。
レスリングは、モンゴルの方々の趣味と言えます。「ナダム」が行われるたびに、選手は各地から一斉にフフホトに集まります。チャンピオンになる選手は、格別に人に尊敬されるし、女性にも慕われます。
ナダム草原の観光祭
内モンゴル自治区には豊かで艶やかな民族文化や競馬•相撲・弓術といったモンゴル族の『男の三芸』と呼ばれる競技があり、ナダム草原観光祭の期間中はこれらの民族のダンス、スポーツ、競技、衣装、グルメなどの特色のある文化の展示が行われます。ナダムとはモンゴル語で"娯楽"や"ゲーム"を意味し、これはモンゴル族伝統の集まりごとのことです。ナダムは歌と踊りで始まり、進行するにつれて相撲や弓術、競馬といったレースが加わりどんどん盛り上がります。観光祭の期間中、旅行者はパオの中でお茶を飲んだり、競馬や弓術、歌やダンスなどに参加したりすることもでき、大自然の中で草原に住む民族の風情を満喫できます。
競馬
郊外では、馬やラクダに乗る事や、アーチェリーも体験でき、レスリングにも参加できます。
長距離の競馬は、男女にかかわらず参加できます。呼倫北路にある内モンゴルの競馬場へお越しいただいて、競馬を楽しむこともよいでしょう。
内モンゴルの競馬場は、フフホト市北部の郊外に位置しています。現在、アジア最大規模の競馬場であり、敷地は32万㎡にも及び、建築面積は8329㎡に達します。競技場は、ハードル馬術場、サーカス演出場、スタンドの環状競馬トラックなどに分かれています。試合を行うこともできます。内モンゴルの競馬場へお越しになれば、内モンゴルの馬術チームが演じる馬上体操、馬上射撃、アーチェリー、馬のサーカスなどモンゴル族の伝統的な体育種目を観賞できます。