中国歴史博物館
1926年10月に開館、1949年北京歴史博物館に改称され、2003年2月28日原中国革命博物館と合併して中国国家博物館となった。系統立てて中華民族の長い歴史と文化を展示している。
この博物館は歴史文化財を収集保存する規模が最も大きな博物館であり、展示面積は8000平方メートルで、展覧品は約9000件あり、その中でも代表的なものは「中国の通史」である。河南省で発掘された商時代の司母戊鼎は今まで発見された中で最も重く大きな青銅器であり、陝西省で発掘された西周盂鼎には銘文が刻まれており周康王が貴族盂に1709人の奴隷を下賜したという史実が記載されている。
また、貴重な古代の書画は宋の『大駕鹵簿図』、明時代の『職貢図』、『南都繁会図』、清代の『南巡図』、『潞河督運図』、『清朝礼器図』、『清時代の学者の伝記』などがある。中国歴史博物館は各種の臨時展覧も行い、見学する人数は年間百万人を超える。
主な展示物
中国の通史を主として、漢朝金縷玉衣、東呉的青瓷羊、唐三彩、戦国陶貭雕塑などの国宝
基本情報
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住所:中国北京東城区東長安街16号
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交通:バス1、2、4、17、20、52、57、802、特1番線に乗り、天安門の停留所で下車、あるいは地下鉄で1号線に乗り、天安門東駅で下車
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電話番号:010-65128986