濱江大道の位置
浦東銭倉桟(其昌桟とも呼ばれています)から南濱江沿いの濱江公園につづく濱江大通りでは、お金をかけずに観光を楽しむことができます。所要時間は40分ほどです。濱江大通りは、まるで黄浦江東岸に舞い落ちたカラーリボンのようです。毎晩7時から9時まではライトアップされており、片側にはキラキラ輝く東方明珠と摩天楼、もう片方には古風で典雅な「万国建築博覧」と呼ばれる建築群を望むことができます。
濱江大通りの反対側には外灘があり、ここは眺めが良く開放感があります。古くからあるこの場所はかつての造船所跡地で、大規模な工事を経て観光地になりました。日が暮れると多くの人がここを散策したり、ベンチに腰掛けたりと風を感じながら黄浦江の景色を楽しんでいます。
外灘から濱江大通りまで
現在、上海には河を渡る手段としてトンネルと橋のほかにフェリーがあります。外灘の金陵路フェリー乗り場と虹口の公平路フェリー乗り場は観光専用です。その他の乗り場から利用する際には一人につき0.5元かかります。
濱江大通りにある観光地:東方明珠塔、金茂ビル、海鴎舫
濱江大通りの周辺で最も人気のある観光スポットは東方明珠塔と金茂ビルです。天気の良い日にはどちらかのビルに登って、上から上海の景色を眺めることができます。金茂ビルの87階にあるクラブに行き、窓側の席(禁煙席が良いでしょう)でコーヒーを飲みながら景色を眺め、最高級のサービスにひたるというのも乙なものです。東方明珠塔の北側には国際会議中心があり、そのさらに北にはカモメのような形をしている「海鴎舫」というレストランがあります。レストランは黄浦江に沿うような形なので夜景を観賞するには最高です。