杭州市の西側に位置する西湖は中国十大美景の一つである。湖水面積約5.6平方キロメートル、周囲約15キロ、水深約2.8キロと中国では決して大きくはない湖だが、数多くの景勝地を持つ。見所は、断橋残雪・平湖秋月・柳浪聞蔦・三潭印月・曲院風荷・蘇堤春暁・南屏晩鐘・双峰挿雲・雪峰夕照・花港観魚の十名所がある。船での遊覧もできる。曲院風荷は蓮の花で有名な広々とした公園である。その隣には、こじんまりとした美しい江南様式の庭、郭荘がある。庭の奥からは西湖を一望できる。 西湖十景の写真集はこちらへ
杭州市街の西、霊隠山の麓に位置する霊隠寺は、禅宗十刹の一つである。インドの僧慧理によって326年に開山された。慧理が杭州の山々を見たとき、「ここは仙霊が隠れているところだ」と言ったことから霊隠寺と名づけられたといわれている。全盛期の五代呉越国時代には数千人の僧侶が修行していたが、度重なる戦火のため現存するものは清代末期に再建されたものである。南側にある石灰岩でできた岩山には、五代呉越国時代から元の時代にかけて彫られた338体の石仏がある。中でも青林洞の西岩壁上座像は951年に建てられたもので、非常に貴重な仏像として有名である。