八達嶺長城は、北京から約60キロ離れた居庸関の北に位置しています。
保存状態がよく、長城の中でも代表的な区間で観光客が最も多いです。
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長城の城壁は、中国が統一された秦の始皇帝の時代に、「匈奴」の侵略から領土を守るために建設され、その後、城壁は拡大と延長され、明朝の時代に完成したといわれています。
城壁の総延長は、7300キロで、城壁は、西は嘉峪関の砂漠から東は渤海まで続きます。
高さは平均、7.8メートル、土台は重さ500キロの巨大な花崗岩で築かれています。
城壁の上には、馬5頭もしくは、人10人が並んで進むことができます。世界最大の人造の構築物で、人工衛星から観測できる地球上唯一の構造物でもあります。
東西に1つづつある城楼は古代の関所で、明の弘治十八年(1505年)に建造されました。
東の門には「居庸外鎮」、西の門には「北門鎖鑰」と字が彫られています。
1987年世界遺産(文化遺産)に登録されています。