フフホト概況
フフホトは黄河の支流である大黒河の北、草原の中に開けた町です。フフホトとは、モンゴル語で「青い城」の意で、青い屋根のチベット寺院を象徴しています。北には陰山山脈の支脈である大青山が連なります。モンゴル、漢、ダフール(ダゴール)、エヴェンキ、オロチョン、回、満州、朝鮮などの民族が住んでいます。農業、畜産業が主な産業で、鉄鋼、石炭、林業も比較的に発達しています。希土類、天然塩類の生産量は全国一であります。2万年前にはこの地にオルドス人が登場したそうです。戦国時代には東胡、匈奴などの民族が勃興し、一部は趙、燕などの領土になり、秦、漢代には郡が置かれ、唐代には州が置かれました。元代になると「上都」という都が置かれたこともあります。清代には、科挙制とは異なる世襲領主による地方統治が行われて、1947年、中国建国に先立ち自治区に指定されました。
気候
フフホトは乾燥と湿潤の入り混じった中温帯の季節風気候に属しており、降水量は少ないです。寒暖の変化が著しく激しいことが特徴です。冬は長くて寒い、中では1月が最も寒く、最低気温はマイナス25℃~45℃になります。昼夜の温度差が極めて大きく、夜間の気温は夜昼に比べ20℃も低くなります。夏季でも長袖の服が必要になります。春は日照りが続き、冬は吹雪に見舞われ、災害を引き起こすことがあります。 毎年4月から10月にかけては、フフホト旅行に最も適した季節です。もし、草原に行くなら、7月中旬から9月初め頃に行くのがいいでしょう。この時の草原の景色はとても魅了です。
見所