海南中線旅行案内

海南中線概況

海南中線は、五指山市を中心とし、保亭、瓊中、屯昌等の県に点在する海南省中部の旅行区である。
中部一帯は、山が多く山道も多いことから、主要な交通手段は車となる。
団体観光客はまだ少なく、冒険の好きなバックパッカーが訪れる場所である。
五指山市はかつて黎族の言葉で肥沃な渓谷という意味を持つ“通什市”と呼ばれていた。
ここは海南省で平均海拔が最も高い都市で、著名な五指山は市の東部に位置している。
主な観光スポットは”翡翠城”と呼ばれる五指山市内に集中している。
独特な熱帯風情のほか、少数民族の黎族と苗族が周辺に多く居住しているので、濃厚な民族風情も楽しむことができる。

海南中線の観光スポット

五指山

五指山五指山は、海南島の中心部に位置する海南省で最も高い山で、海南島の象徴となっている。
山の形が五本の指のように見えることから、五指山と名づけられた。
五本の指の中指が、標高1876メートルの最高峰で、五岳の首位、泰山より約三百メートル高い。
山の中は熱帯原始林となっており、多くの野生動物や鳥類が生息しているほか、湖も点在しており、海南省の主要な河川はみな五指山を源流としており、多彩な自然の景色が楽しめる山である。