海南西線旅行案内

海南西線概況

楽東、東方、昌江、[イ譫-言]州、臨高などの地区で構成される海南省西線は、原始の風景が楽しめるコースである。 西線の地区では、多くの原始森林や熱帯雨林が残り、中でも尖峰嶺、[土覇]王嶺林区は国家級森林保護区となっている。 鬱蒼とした森林には、長臂猿、雲豹、眼鏡王蛇、穿山甲、大型トカゲなどの珍しい動物、昆虫が生息している。 西線の自然条件は厳しいので、歴代漢民族が足を踏み入れることは少なく、少数民族の黎族、苗族が集住する場所となっている。
現在は、西線高速道路が開通し、アクセスは便利になった。

海南西線の気候

海南西線の旅行のベストシーズンはである。
西線一帯の気候は、他の海南の気候と異なり、比較的乾燥している。
気温も海南省で最も高く、夏は40℃に達することもある。
降雨は主に6月~11月の台風の季節に集中する。
冬は、海洋寒流の影響を受けるので、気温はやや低くなる。

海南西線の観光スポット

白鷺天堂

白鷺天堂 離[イ譫-言]州市の北10キロの洛基鎮屋基村という村があり、いたるところに竹が生い茂り、何万羽もの白鷺が生息しているため、“白鷺天国”と呼ばれている。
村内には4階ほどのビルの高さのガジュマルの木が3本あり、そこが白鷺たちの楽園となっている。
白鷺がここに棲息し始めすでに20年になるという。
毎年、清明節が近くなると、白鷺が群れを成して飛来し、12月に霜が降りる前に飛び立っていく。
夕暮れ時になると、白鷺が群れになって飛ぶ姿が見られ、非常に壮観である。

東坡書院

東坡書院 東坡書院は、1098年北宋代の著名な学者である蘇東坡を記念するために建てられた学校で、[イ譫-言]州市中和鎮、市政府の所在地から約40キロに位置する。 載酒堂はかつて、海南島に左遷されてきた蘇東坡父子が寝起きし、抗議を行っていた場所として有名である。
現在、書院内の大殿と両側にある部屋では、蘇東坡が残した書稿墨蹟や、文物史料、著名な《坡仙笠屐図》などの展示が見られる。