海南東線旅行案内

海南東線概況

海南東線は、文昌、瓊海、万寧、陵水一帯を指す。
この地区は、太陽の光が十分あり、雨量も豊富で経済作物の生産基地となっている。
東線一帯は、漢族の居住地で、海南の中では経済は比較的発達しており、文化面や伝統面でも歴史がある。
中でも、文昌と万寧は歴代海南で人材を輩出しているところで、文昌は華僑の里としても有名である。
東線で最も特色のある景観は、海辺の椰林で、統計によると、合計で20万ヌーの椰林が一帯に分布している。
東線の交通は便利で、高速道路が南北を貫き、文昌、瓊海等の都市と海南の主要な観光地を結んでいる。

海南東線の気候

東線の気候は、一年を通じて温暖湿潤で、夏が長く、冬がない。
6月から9月は台風の季節となり、特に東北部の文昌と瓊海は台風がよく通過することから“台風走廊”と呼ばれているので、この時期は観光に適さない。
ベストシーズンは、毎年11月から翌年の3月までで、この時期は他の中国の地域は寒い冬だが、ここは太陽の光にあふれているので、冬のバカンスを過ごすのに最適である。

海南東線の観光スポット

東郊椰林

東郊椰林文昌市東郊鎮の清瀾港のそばにある海南省の著名な観光スポットの一つ。
ここには、紅椰、青椰、良種矮椰、高椰、水椰など約50万株の椰子の木が植えられている。
ココナツジュースは甘くて体にいい成分が含まれている。
また、近くにビーチがあるので、海水浴や各種のマリンスポーツを楽しむこともできる。

興隆温泉

興隆温泉興隆温泉は、万寧市の東郊的の興隆華僑農場内にある温泉で、約10箇所の源泉があり、水温は通年60℃前後を保っている。
温泉には、豊富な鉱物質が含まれ、皮膚病、関節炎、神経衰弱症などに効果がある。
興隆はコーヒーの産地としても有名。

万泉河

万泉河万泉河は五指山を源流とする全長162キロの海南島第三の大河である。
河の両岸は険しく切り立っており起伏が激しい。
また河の幅が狭いため流れは急なので、ラフティングに絶好の場所である。
河は瓊海市のエリア内を81キロ流れ、中州を形作っている。
万泉河が最も美しいのは、海と交わるところで、そこには河川、緑島、港、堤防ダムなどが集中しており、海に交わる河口としては世界で最も保存状態がいいと言われている。

博鰲

博鰲ほとんど人々に知られることのなかった美しい小鎮の博鰲は、第一回アジアフォーラムが行われて以来、世界の注目を集めるようになった。
風光明媚な博鰲は、万泉河が南シナ海に流れ出るところにあり、清らかな河や砂丘、小さな島々、ビーチが織り成す風景区が、リゾートとして観光客を集めている。