天津市でいちばん有名な商店街は天津和平路伝統商店街です。建国初期、すでに大体の形ができていました。歴史は非常に長く、店舗は密集し、品物は充実しています。名高い天津の三大商場という天津勧業場、華聯商廈、天津百貨大楼はここに位置しています。この中、さらに有名なのは天津勧業場です。三岔河口の西岸に位置している天津古文化街は古い文化観光とビジネスを一体化になり、古色蒼然としています。名人書画、骨董、玉細工、文房具などいろいろ品物は揃っています。
濱江通り商店街も天津市のにぎやかな商店街です。張自忠路から西南方面の南京路まで延び、全長2094メートルを誇ります。20世紀20年代末、勧業場あたりのビジネスを盛んに興るとともに、国内外の商人はこの商店街にどっと集まってきました。現在、勧業場、中原公司、稲香村食品店、亨得利時計店、光明映画館、登瀛楼料理屋などの老舗だけではなく、濱江商厦、吉利大廈、ミレニオ百貨、国際商場など新たに建てられた商場もあります。
塘沽洋貨市場は塘沽区撫順通りに位置し、天津開発区に近いです。華北地区に初めての輸出入品だけを取り扱うマーケットです。車、バイク、家電、カメラ、服装、時計、ライター、スピーカーなどの輸入品を取り扱っています。
名物
天津甘栗の産地は薊県小港、小営などの田舎に集中しています。甘栗は堅果の一種です。美しい形と特別な味によってよく知られています。澱粉、タンパク質、脂肪、糖分、エネルギー、ビタミン、微量元素に富みます。甘くておいしいだけではなく、高い栄養価を持っています。現在、いちばん流行っている食べ方は「糖炒栗子」です。砂を鉄製の釜に入れ、麦芽糖と一緒に加熱してよく炒め、栗を入れてよく混ぜ、栗の殻をダークカラーになるまで繰り返して炒めます。殻を抜き、中身はふわふわして柔らかく、甘くておいしいです。
天津冬菜は天津産の良質白菜をもとに、ニンニクと塩を用いて発酵させる漬物です。およそ半年以上がかかります。見た目は黄金で、食感は柔らかく新鮮で、ニンニクの味は口の中に充満します。直接に食べられる料理だし、スープ、野菜炒め、魚料理にもふさわしい調味料です。
独流老酢1662年)に創められ、宮廷貢物として捧げられていました。良質の元米、紅粱などの原料を厳選し、伝統の調理法によって3年間発酵させています。香ばしくて口に合う酸っぱさは口の中に長く残れます。独流老酢はビタミンE、A、B1、B2、タンパク質、マグネシウム、銅、マンガンなど微量元素に富み、食欲を増進させたり、血管を軟化させたり、肌を美白させたりするある程度の保健作用を持つ調味料です。
記念品
泥人形張は国内外で人気を誇る天津特色の民間芸術品です。現在、泥人形の彩色の施し方は伝統的な作り方に基づき、さらに水墨画の彩色と壁画の模様の長所を吸収することになります。昔に比べて、人形の身長比は透視原理に合うようになり、作品のテーマはもっと広くなってきます。泥人形張の中で、「鍾馗は妹を嫁がせる」はいちばんすばらしい作品だと評判されます。仕草、性格、表情は全く異なる29個の人形からなるこの作品は芸術の珍品です。
楊柳青年画は北方民間に流行っている木版年画で、中国有名な伝統年画の一つで、天津市西南の楊柳青鎮で作られることに因んで名づけられました。明崇禎皇帝の時から創められ、鮮明な地方特色を持っています。歴史物語、神話、演戯の人物、世間の風習、山水、植物、動物などをテーマにしています。特に五穀豊穣のような生活に親しく関する内容は、喜ぶ雰囲気が溢れているので、すごく人気があります。
凧魏30センチぐらいの凧は小さな封筒に入れられる大きさまで折り畳むことができます。中国古い建築の彩色技を吸収し、凧をより民族特色に溢れる彩色を施します。創始者は有名な凧手芸人魏元泰です。彼は凧従来の作り方を変え、新型の凧を作り出しました。