仙湖植物園は、おもに廟区、地上の楽園区と仙湖区3つの景区に分かれています。廟区には岭南で一番大きい寺院「弘法寺」があります。1983年に着工し、1988年に開園しました。
現在、園内で育てられている植物は6200種類を超え、ソテツ保存センター、木欄園、希少植物園、シュロ園、竹林、砂漠植物区、百果園、水生植物園、桃花園、盆栽園など種ごとに、十数ヶ所の展示区域が設けられています。
園全体は地上の楽園区、湖区、廟区、砂漠植物区、化石の森および松柏ツツジ区という6大景区に分かれており、別有洞天、両宜亭、玉帯橋、龍尊塔、聴波閣、招勝亭などもあります。お勧めは「古生物博物館」です。美しい自然環境、ユニークでおしゃれな園林建築、神秘的な植物の国に、多くの観光客が魅了されています。
シュロ区は、常に緑にあふれています。中は椰子やフユアオイの木が生い茂り、熱帯風情にあふれています。また、化石の森にはメノウ化した木々の化石がそびえています。このメノウの木々の年輪は何億年もの長い月日を経ても消えることなく、見る人に地球の長い歴史を教えてくれています。砂漠温室では、砂漠植物が華やかさを競い合っています。夜明けには、弘法寺の鐘の音が鳴り響き、夕暮れ時には、しだれ柳が湖面に逆さに映り、絵に描いたように美しい風景が毎日のように繰り返されています。