伊嶺岩は、武鳴県の境界内に位置し、南寧市の郊外から18キロメートル離れ、典型的なカルスト洞です。伊嶺村に位置していることから、伊嶺岩という名が付き、又「敢宮」(チワン語)とも呼ばれ、宮殿のような美しい岩窟という意味です。地質学の専門家の推断により、伊嶺岩は、百万年前に形成されました。この観光地は1975年から一般開放され、毎年、数十万人の中外観光客が訪れます。「広西国際民謡節」、「中国テレビ金鹰奨活動」などの色々な自治区の活動は、ここで行われています。
洞内は、八大の観光地として開発され、100余りの大小の観光があり、面積は2.4万平方メートルに達します。洞内に入ると、それぞれ特徴ある鍾乳石、石筍、石柱、石花、石のカーテンなどがあり、現代の声楽と照明の配置を通じて、無数の美しく、皆に想像される景物を作ります。例えば、翼を広げて飛ぶのは「金鳳凰」で、「金谷」、「野菜」が掛かるのは「五色の豊穣図」で、漫遊している「アシカ」、「ウミガメ」、「アザラシ」と「蝦」は「海底公園」です。岩窟の旅程は、全長約1100メートルで、一歩毎に風景が異なり、神業のような技巧で、変幻が無限で、観光客を深く驚嘆させています。1963年に、詩人郭沫若は伊嶺岩観光地を遊覧した時に、「群山が切り立ち、まるで桂林城のように~」と詠みました。
伊嶺砦は、素直な民族風情、古風で質朴な建物で、多方面に亘り、広い視点の芸術から歴史の長い、チワン族文化を再現させています。伊嶺砦の観光地には「チャルメラで客を迎える」、「竹竿踊り」、「民謡対歌」、「特色のある民族間食を試食する」などがあります。
その他、観光地には「九竜噴水」、「子供の楽園」、「名人詩碑」などがあります。園内のループラインには猿がたくさんいて、観光客は、動物と自然の睦まじい触れ合いができます。山頂に登り遥かに見渡すと、壮麗な田園風景と大自然の美景の全てを一望できます。
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