太平山頂は、ビクトリアピークと呼ばれ、香港島の西に佇まい、標高は554メートルで、香港島内では最高峰です。ここは、ビクトリア港の夜景を見渡すための最高の場所であると共に、香港有数の観光地でもあります。香港のシンボルと言えるでしょう。
山麓部分は分割され、中環および上環となり、香港のセントラルビジネス区に成長しました。中環、上環より高い中腹は半山区と呼ばれる高級住宅地となっています。それより高い部分は山頂と呼ばれ、当初は富裕な西洋人と外国政府関係者だけの別荘地に、後に観光地となり現在に至っています。
太平山を遊覧するため、車で山道に沿って山頂に着きますが、もっと速くて、しかも十分に楽しめる方法は、ピークトラムと呼ばれるケーブルカーに乗ることです。ピークトラムは、香港の百年の歴史上、たくさんの激変を経た、代表性に富んだ観光施設と言えます。香港の伝説と呼ばれたピークトラムは、当時の香港総督が1988年5月30日に開通を発表し、正式にオープンさせました。50年代、ハリウッドはここに来て、世界でも好評を博していた美しい山の景色を撮影しました。現在では、以前石炭を原料とした汽車は、オートメーション化されました。毎年、世界各地から訪れる400万人余りの観光客は、ピークトラムに乗り、一日の延べ客数は、11000人に達しています。
1972年、ピークトラムの山頂駅に、展望台、レジャーセンター、ショッピングセンターの複合施設であるピークタワー(Peak Tower, 凌霄閣)が完成しました。最高標高は428メートルで、タワーに登場すると、ビクトリア港の景色が眼の前に広がります。2002年、アジア最初のロンドンのマダムタッソー蝋人形館がオープンしました。全館は七つの異なるテーマに分けられ、中外の有名人や香港の地元の有名人、百人以上を展示しています。
1993年、隣接する山頂バスターミナルを改造して、ライバルとなるピークギャレリア(Peak Galleria, 山頂廣場)が完成しました。三階はショッピングセンタ、一階の正面は、依然としてバスターミナルですが、広場の上は公園があり、無料で遊覧できます。また、1976年には、亭閣の獅子亭が完成し、眺望を楽しめるようになっています。
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