フフホト料理は北方系の料理を主にして、モンゴル料理とイスラム料理の両方があります。主は、やはりモンゴル料理ですが、イスラム料理も大人気があります。イスラム風街の東に名高いイスラム軽食街があります。
軽食もたくさんあります。例えば、羊肉串(ヤンロウチュアル、羊の串焼)、焼売、羊雑碎(ヤンザースイ、羊のモツ煮込み)、焙子(ベイズ、フフホトのパン)、奶茶(ナイチャー、ミルクティー)、果条(グオティアオ、カリカリした棒状のお菓子。)などがあり、非常に美味しいです。
フフホト料理は、焙子、羊の丸焼き、羊のしゃぶしゃぶ、「手把肉」(ゆでた羊の骨付き肉)、羊の腿焼き、稍美(シュウマイ)、攸面(ヨウメン、麦の一種でフフホトの特産物)、馬乳酒、奶茶、麻花(マーホア、中華風おやつ。)、馓子(小麦粉をこねて細く伸ばし、何本かより合わせたあと油で揚げたもの)などです。フフホト料理は、この地方の特色と伝統的な味を重ねて、独特な味です。
また、フフホト市も走西口(清朝末期民国初期に、山西省祁県の人たちが、貧困さから故郷を離れて、夢を求める)の目的地でした。そのため山西と陝西からの風味の影響も受けています。例えば、大召(フフホトで1位の寺院)の近くでは美味しい刀削麺(とうしょうめん、山西省で生まれた麺の一種)、煮魚(水などの中へ魚を入れ、熱を通して魚を煮て柔らかくする調理)などが大人気です。
おすすめ料理:一番有名なのは「手把肉」(手で肉をつかんで食べる料理です)と羊の丸焼きです。肥えている羊は皮が金色で、歯ざわりがよくて、香りが強く、とても美味しいです。
豆知識:羊の丸焼きは美味しいですけど、あるレストランでは千元もしてとても高いです。注文する前に価格を確かめたほうがいいです。
フフホトにはモンゴル族が多く暮らしています。モンゴル族の料理は非常に特色があり、大きく分けて、白い食べ物と赤い食べ物の2つあります。
「白い食べ物」とは、牛、馬、羊の乳から作られる食べ物のことです。牛乳から作られるものは上品です。続いては羊乳から作られるものです。馬乳は、主に飲料やお酒の原料です。ラクダの乳は、酒こうじ或いは副薬として使われています。白い食べ物には新鮮なミルク、ヨーグルト、馬乳酒、奶皮子、バター、奶豆腐(モンゴルチーズ)などがあります。
「赤い食べ物」は、羊や牛などの肉を使って作られる肉料理です。例えば、羊の丸焼き、「手把肉」(手で肉をつかんで食べる料理です)、羊肉串(ヤンロウチュアル、羊の串焼。)、羊のしゃぶしゃぶなどです。