福建博物館は福州市にあり、両側は景色のいい福州西湖公園と福州左海公園です。この文化財保護、考古、そして歴史、自然標本と芸術研究を収集している総合博物館は、1933年設立の福建省立科学館を受け継ぎ、1953年4月に福建省博物館になりました。2002年10月2.7億元を投資し新たな建物が完成し、今の名前になり一般開放になりました。
福建博物館は陳列館、自然館、本館と文博教育センターによって構成されています。建築全体は海洋文化の息吹が感じられるようにし、福建省南部の石の文化と福建の古代建築の風格も織り込まれています。
福建博物館は文化財と自然標本が17万点もあり、その中で特に珍しいものは3万点です。
青铜大铙(中国古代の楽器の一種)
大铙は二つの鋳型で同時に鋳造され、両側は18枚の凸凹点があります。主に云雷纹という飾りは全体に敷き詰めてあり、上の部分の両側には獣の目の模様で飾られ、舞面では対称的な粗い云雷纹が四つあります。大铙の表は粗くて深い云雷纹の飾りがありますが、中央の部分だけちょっと盛り上がって細い獣のような模様で飾られています。この大铙の大きさと美しさは中国国内でも、しいものです。
德化窑文昌坐像(文昌様は役人のことを管理する神様)
坐像の背中では何朝宗印という陰文があって、白地は白くてきめ細かい、釉は乳白色です。眉目秀麗な文昌様は前向きに座っていて、表情が重々しく、右手は如意を持って、左手は袖の中に隠して膝に置いています。袖の広い上着とベルトで神様の衣装全体の輪郭ははっきり見えます。この秘蔵品は徳化(福建省泉州に所属する県、千年以上歴史を誇り、中国三大磁器古都の一つと称されている)の磁器の逸品です。
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