大同のマーケットは大同の名所旧跡と同様に離れがた場所と言われています。大同は山西、河南、内モンゴルの物資の集散地です。
雲岡絹人形
明清の時代、大同地方では、縁日になると、縁起を担ぐために「泥人形」や「布人形」を買い込む風習があるそうです。解放の後、「泥人形」はもうすたれてしまったが、「布人形」はますます精緻な工芸品になりました。
大同市の絹人形の職人と言われる康巧玲さんは「縫いぐるみの人形」をベースとして、演劇人物の顔の隈取り、服装、身のこなしや雲岡石窟、華厳寺の仏像などいろいろな中国の伝統文化を絹人形の形で表します。絹人形は絹織物、棉や麻の糸、錦などの生地で作られ、地方の特色が強く、「雲岡絹人形」と美称されます。
大同芸術磁器
1400年前から、大同地方で磁器を作りはじめました。唐の時代や宋の時代、大同で軍事用の「陶器で作られた地雷」さえ作られたことがあります。現在、大同、懐仁、朔州などのところに磁器の生産工場はどんどん建てられてきました。コップや皿、茶碗、ハスのようなスープ用の深い皿、山西製の蓋づきのコップ、菱形の小さなコップ、取っ手づきの茶器、さまざまな仏像、おもちゃなどが主に生産され、優れている品質、新しいデザイン、美しい形が特徴です。
銅の鍋
大同の銅の鍋は長い歴史を持っており、細工が非常に細かいと北魏の時期から名声を博しています。底の部分、鍋そのもの、火をつける部分、鍋の蓋、小さな蓋六つの部分からなっています。成型から、鋳造、溶接、錫をめっきし、模様を刻み、磨きをかけ、組み立てるまで七つの生産工程が行われます。底の部分、鍋自体、鍋の蓋、小さな蓋にそれぞれ「龍と鳳凰」「梅に登るカササギ」「海を渡る八仙人」「花鳥山水」などの模様が刻まれます。
大同陽高京杏
陽高県は京杏を豊富に産出する長い歴史を持っています。采涼山のあたりに属している陽高県王官屯郷西部の都司口、悪石、康窯、花窯、胡窯、唐窯などのところに主な産地があります。「京杏」には、杏の実が苦くない京杏と苦い京杏の二種類があります。その中、杏仁が苦くない京杏は上品だと思われています。
大同のショッピングエリア
大同の主要な繁華街は大西街、四牌楼小南街にあります。そこに大同市で一番大きなデパート、ショッピングモール、婦人や児童(小供)用品の店があります。例えば、華林デパート(地下に大きなスーパーマーケットがあります)、中興デパート、東方デパート、華豊デパートなど。しかも、そこも有名な夜の市場です。商品は品種が豊富で安いです。割引が上手でセンスがいい観光客はきっとお買い得ですよ。