大連の街に出ると、地元ならではの軽食と名物料理にたくさん出会えます。例えば、ウニ代表される海鮮料理、「煎餅果子」(中華風クレープ)、糖葫芦(サンザシの串刺し)、肉挟馍(西安風のハンバーガー)、真珠奶茶(タピオカミルクティー)、たこ焼き、エッグタルト、羊肉串など、どれもこれも人の食欲を誘うおいしい食物です。
大連ウニ料理
大連市内で有名な海鮮料理レストランのひとつ「天天漁港」の本店には、生ウニ・ウニチャーハン・ウニ茶碗蒸しを含むウニ海鮮料理はおいしいです。ウニが豊富にとれる大連では、夏場になるとウニはぷりぷりとおいしく、濃厚な味と食感は忘れがたいです。
大連なべ料理
大連の鍋料理は、通常辛くない透明なスープと、真っ赤な激辛の方のスープの2種類で寄せ鍋が出来ます。生きていて跳ねているエビなどの海鮮はもちろん、動物の内臓や魚介類など食感が良いです。青島ビールを飲みながら是非食べてみてください。
大連咸魚餅子(塩漬け魚入りの餅)
咸鱼饼子は、秋近い海魚にショウガ、ネギを加えて程よく塩漬けしたものを沸騰した油で黄金色になるまで焦がし、外はカリカリ、中はジュワと柔らかくなるまで焼きます。付きあわせの特製したトウモロコシパンと一緒に食べると、最高の美味となります。作り方は蒸すのと揚げるの二つあります。
拌海涼粉
大連の特産品である「海涼粉」は海底の暗礁の上に成長した「牛毛菜」と言われる一種の水草を原料として作られたものです。できた「海涼粉」は寒天のように透明です。また、その千切りした「海涼粉」は中国パセリ、ニンニク、砂糖、酢、塩などの調味料とかき混ぜたら、もう「海涼粉」の)出来上がりです。
「海涼粉」を添えると口当たりがよく、夏場に爽やかな食欲をそそる前菜です。低カロリーで、特に女性に大人気です。
海鮮燜子
燜子はサツマイモの澱粉を原料とし長時間煮詰めて、コンニャク状な小さなかたまりに固められた後、フライペンに火を通し、少量の油を入れ、ヘラを使ってそれを押しつぶしバラバラにして、表面が少し焦げ目がついたら、
鍋から出して、炒めたエビ、ホラガイのなどの海鮮を乗せて、すりおろしたニンニク、芝麻醤、醤油、酢などの調味料をかけると、あつあつでおいしい「海鮮燜子」の出来上がりです。