橘子洲

橘子洲は橘洲、水陆洲とも称され、長沙の向かい側の湘江の中心に位置しています。湘江下流で水が激しくぶつかることで形成された砂州の一つです。世界で一番大きな内陸砂州です。橘洲は長さが数キロで、幅の一番狭い所が約40メートル、広い所は140メートルで、島の形をしています。長沙で有名な名所旧跡の一つです。

6平方キロの橘子洲でさまざまな植物が成長しています。ここでは、貴重な植物が143種類あります。さらに、鶴、ヘロン、カモメ、狸、バジャーなどの珍しい動物がいます。三方は山に囲まれ、1辺は水に接して、植物を植えるのに適し、気候の良い地域です。主にミカンの果樹園です。

1961年に橘洲公園ができ、2011年に「長沙岳麓山名所旧跡橘子洲観光地」という名称が付けられました。総面積17ヘクタールです。色彩が良く、自然環境がきれいで、面白い所です。とくに、秋は青いミカンと黄色いミカンが混ざる景色が一番きれいです。柳が微風に揺れる夏になると、観光客が絶えません。

観光スポット

問天台  

天に対して質問する所です。1913～1918年、毛沢東は湖南一師で勉強していました。その時の毛沢東は国を救う方法を探すために、よく友達と湘江を渡り、橘子洲头でいろいろなイベントをしました。橘子洲头で古い中国を変え、新しい中国を作ることを考えていました。ついに毛沢東の願いが実現されたので、ここに問天台を建てました。

百米噴泉  

橘子洲に位置している百メートルの噴水は、とてもきれいなところです。噴水のときは30階建の建築のように見えます。祝日になると、湘江両岸の居民は、潇湘大通りと湘江大通りから橘洲観光地正門前にある噴水が水を噴出す様子を見に来ます。

沙灘公園（砂浜公園） 

砂浜公園とプールは橘子洲の末端に建てられました。公園の総面積は13000平方メートルです。サンシャインビーチ、ビーチプール、室内プールセンター（建築面積3800平方メートル）と室内運動センター（建築面積3000平方メートル）、室内遊戯センター（建築面積6300平方メートル）と室外遊園地があります。

毛沢東青年芸術彫塑   

1925年青年の毛沢東を元に作った彫塑は高さ32メートル、長さ83メートル、幅41メートルです。橘子洲にある毛沢東青年芸術雕塑は、特別の意義を持っています。青年の毛沢東は橘子洲头で「問蒼茫大地，誰主沉浮」と天に聞きました。この素晴らしい言葉は、若者が一生懸命勉強し、向上せよと励ましています。