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高山病とその対策

●高山病とは

高山病対策とその対策高山病は1800mから2500mを越える地域で発症する危険性があります。
中国では、雲南省北部のシャングリラ(標高約3400m)や、四川省北部の九寨溝や黄龍(標高約3000m)、チベットのラサ(標高3749m)などへ旅行される方は、特に注意が必要です。
高山病は正確には病気ではなく「高度障害」ですので薬等で事前に予防することは困難で、高山病にかかりやすい体質かどうかは、実際に行ってみないと判らないといわれています。
かかりやすさは、生まれつきの体質で、次第になれるというものでもありません。
もし、うっ血性心不全や呼吸不全などの持病をお持ちの方は、高地への旅行を決める前に、主治医に相談することをおすすめします。
狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患の方は、高山病が発生する危険度に通常の方と差はありませんが、もしその発作が医療施設の不十分な遠隔地で起きた場合には、適切な治療を受けられるのかどうかという心配が残ります。

●高山病の症状

高山病の症状としては、頭痛や吐き気・めまい、息切れなどが挙げられます。
ある程度、頭が痛くなったりするのは、薄い酸素に体が適応しようと頑張っている正常な反応なので、無理しなければ心配ありません。
通常、軽い頭痛程度ですんでしまう人が多いようです。何も反応しない人さえいます。
ただし、急に症状が出ることもありますので、高地適応が済むまでは1人きりになるような旅行は避けたほうがよいでしょう。
判断力が低下し、人に助けを求めることができなくなる可能性があります。

●高山病の対処法

一般的に用いられている対策は、「水を大量に飲むこと」「深呼吸を頻繁にすること」「お酒とタバコはひかえる」「ゆっくり行動すること」などがあります。
睡眠不足、疲労、寒さが高山病の症状を悪化させるとも言われていますので、ご注意ください。
高山病の予防に効く薬としてはダイアモックスが知られています(医師の処方箋が必要)。
外国人が宿泊するようなクラスのホテルには、酸素ボンベなどが用意してありますので、利用することができます。
ただし、症状が深刻な場合は、勇気をもって旅行を中止し、医療環境の整った所まで移動するようにしてください。

-高地旅行の鉄則-
1:高山病の早期症状を知って、その症状の出現が判るようにする。
2:高山病の何らかの症状があったら、それ以上高い地点に上がらない。
3:同じ高度で休んでいても症状が悪くなったら低い地点に下りる。

●高山病その他の注意点

子供は成人よりも高山病にかかりやすく、また小さい子供は高山病でみられる食欲不振や倦怠感などの不定愁訴をうまく話すことができませんので、旅行は避けられるほうがよいでしょう。

●高地旅行の必需品

高山地帯は日差しが強いので、帽子、サングラス、日焼け止めをご持参されることをおすすめします。
また、乾燥している地域ですので、リップクリームも持っていくといいでしょう。
*注意:高山病の対処法および薬品については、参考程度にお読みください。詳細な対処法については、必ず高山病の正確な情報を持つ専門の医師にご相談ください。
また、ご旅行時には海外旅行保険に加入するなど、自己の責任において対処、行動するようにしてください。
参考資料:
“I Love Tibet!”
日本旅行医学会