1.貴重品管理
海外旅行中の盗難、置き引きなどの事故については、まさか自分が被害にあうとは思わず、油断しがちです。大切なのは、「自分の持ち物は自分で責任を持つ」ということです。
●パスポート
パスポートは、ホテルのセーフティーボックスに預けるか、腹巻式や首からかけるタイプの貴重品入れに入れて持ち歩くなどの方法があります。
紛失や盗難事故に備えて、予備の写真を準備するほか、パスポート番号、発行年月日を控えておくかコピーを取っておくと再発行時に便利です。また、末ページにある所持人記入欄へのご記入もお忘れなく。
●航空券
ご購入された代理店の名前、住所、電話番号などをメモしておきましょう。
●現金
必要なだけ少しづつ両替し、多額の現金は持ち歩かないほうがいいでしょう。
●トラベラーズ・チェック
先に一箇所だけサインしておくことはもちろん、発行番号、現地連絡先銀行、住所などをメモしておきましょう。
●クレジット・カード
カード番号、発行会社名、有効期限、紛失時緊急連絡先住所・電話番号などを控えておくといいでしょう。
2.手荷物、スーツケースなどの管理
ホテルのロビー、レストラン、空港などで無意識に置いた手荷物が盗難にあう例が多くあります。常に目の届くところに置くか、手元から離さないようにしましょう。
●スリ
バスや地下鉄の中、観光スポットの人ごみなどでの被害が多いです。鋭利な刃物でバッグ類を切り裂かれたりします。ショッピング中に左右に人が来たと思ったら、ザックを切り裂かれて財布を取られたというケースや、レストランで食事中に椅子の背に掻けておいた上着から財布が抜き取られたというケースもあります。
●置き引き
空港やホテルなど比較的安全と思われる場所でも白昼堂々と発生します。荷物を足元において、話に夢中になったり、人を待つ間隣りの椅子にバッグを置いて一瞬注意が散漫になった隙に荷物が消えていたという例があります。団体だから、高級ホテルだからといって安心は禁物です。
●引ったくり
両替をし終わったとたん、後ろについていた人物に財布を入れているバッグごと奪われるケースなどがあります。
3.客引き、不当請求、押し売りなどに関する対策
曖昧な態度をとると相手に付け込まれますので、はっきり「ノー」(中国語では“不要“=ブヤオ)と言いましょう。
繁華街、歓楽街などでは悪質な客引きがいます。甘い誘いにのってバー、クラブなどに入った場合、法外な料金を請求をされるケースや、高価な飲物をすすめられる場合があります。中国の物価は安いという先入観につけこんだものです。十分ご注意下さい。
ホテル内にあるカラオケ・バーは、経営はホテルと別な場合が多く、支払いに関するトラブルがよく発生しています。日本におけるカラオケボックスなどとシステムが異なるので、遊び方をよく聞いてから行くようにしましょう。
4.買い物の際の注意点
多額の現金を持ち歩かないようにしましょう。また、支払い時に財布の中身を周りの人に見られないように気をつけましょう。日本人にとっては大した金額ではなくても、現地の庶民にとっては大金です。犯罪を誘発することになります。
●中国の医療制度と外国人向けの病院
中国では外国人の医療費は中国人に比べ数倍から10倍です。先払い制度で、仮に入院する場合や緊急の場合も入院保証金を先払いしなければならない場合もありますので、海外旅行傷害保険に事前に加入しておかれることをお勧めいたします。 |