
北京、天津、重慶と並ぶ中央直轄市であり、行政レベルでは省と同格となっています。首都北京と渤海湾に隣接し、昔から海外の玄関として栄えてきました。天津は川も多く、かつては江南から運河や海路で北京へ運ばれる物資が、この地で陸路輸送に切り替えられ、また、海からの外敵を守る前衛地でもあり、「天津衛」とも呼ばれてきました。最近では郊外の開発区に外国資本を誘致して、大型工場が立ち並び、軽工業、機械、電気、化学、自動車産業が盛んで、工業都市に変貌しつつあります。京哈線(北京-ハルビン間)と京滬線(北京-天津間)の分岐点で、南北陸路の交通の要衝であり、北京とは高速道路で結ばれています。また、中国北部最大の貿易港(天津港と天津新港)を擁しているため海陸ともに交通の便が良くなっています。航空輸送についても、天津空港からは中国各地への国内便のみならず、日本、韓国、ロシア、香港への国際便もあり、旅客・貨物輸送ともに近年利便性が向上しつつあります。





