甘粛省に位置する酒泉は、千年以上にわたり河西回廊の中心として栄えたオアシス都市で粛州と呼ばれ古来より、西の嘉峪関とモンゴル高原への分岐路として交通の要衝、軍事拠点として重要な街であった。 酒泉の中心部に立つ鼓楼には、東西南北に4つの額が掲げられており、それぞれ「東迎華嶽」、「西達伊吾」、「南望祁連」、「北通沙漠」と書かれている。西門の「伊吾」とはハミのことである。 夜光杯の産地として有名で、唐代の涼州詞に「葡萄の美酒、夜光の杯」と詠まれている。 夜光杯は酒泉の特産で祁連山の黒みがかった緑や黄色などの玉石を透けるほど薄く磨きあげて作られている。 西郊外には明代の万里の長城の最西端の嘉峪関がある。
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