龍華寺とその前に建つ龍華塔は、上海でも指折りの名勝だ。三国時代に呉の孫権が、夫に先立たれた母の悲しみを慰めるために建立したのが始まりと言われる。そのため龍華寺と龍華塔は、それぞれ「報恩寺」「報恩塔」とも呼ばれる。
建築様式は宋代の宋伽藍七堂制。弥勒殿、天王殿、大雄宝殿、三聖殿、方丈室、蔵経楼が中央にまっすぐ並んで建ち、その両側には鐘楼と鼓楼がある。この並び方は龍の姿をあらわしている。大雄宝殿が頭部、鐘楼と鼓楼が耳、東西の門前町の中にある二つの井戸が龍の両目であると言われている。
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