古隆中は、湖北省襄樊市から13キロメートルの歴史文化と山岳丘陵の景色が一体となった観光地「隆中風景区」内にある。面積は209平方キロ。 古隆中の山の入口には、正面に「古隆中」と彫られている石の牌楼が建っている。裏には「三代下一人」と書かれている。 この牌楼が暗示している人物は、もちろん夏・商・周以降の1000年で唯一の傑出した人物諸葛孔明である。 蜀の王となる劉備に宰相として仕えた諸葛亮孔明が、劉備に仕える前にここの茅の庵に住んでいた。 207年、劉備は古隆中に諸葛孔明を訪ね、「三顧の礼」を尽くして軍師に迎えた。 このとき諸葛孔明は劉備に有名な「天下三分の計」を説いたといわれている。