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洛陽の観光スポット

洛陽 龍門石窟

龍門石窟
敦煌の莫高窟、大同の雲岡石窟と並ぶ中国三大石窟の一つ。現存する石窟は、計1352ヶ所もあり、全長は1キロにも及ぶ。洛陽市の南郊、伊河畔に建つこの石窟寺院の造営は、北魏の孝文帝の洛陽遷都にあたる494年ごろから開始され、唐代末までの約400年にわたって続けられた。この間彫られた仏像は約10万体。蘆舎那仏は北魏時期に作られた他の仏像に見られる西方のヘレニズムの影響を少しも感じさせない中国的造形美の極致である。

洛陽 白馬寺

白馬寺
市街から東へ12キロほどの所に位置する、後漢時代の68年に創建された中国最古の仏教寺院である。寺の名の由来には諸説があるが、『魏書』によると、インドから二人の僧侶が白馬に経文を積んで、この地にやってきて仏教を伝えたということによる。山門の前には白馬の像が立ち、門をくぐるとインドの僧侶の墓がある。現在境内には、天王殿、大仏殿、大雄殿といった伝統的な四合院形式による建築物がたたずみ、歴史を感じさせる。

洛陽 漢魏故城

漢魏故城 文物洛陽の東15キロの場所にあり、後漢、魏、西晋、北魏の4つの王朝が計334年間、ここに都を設置した。古城はくねくねと曲がった川の流れる平原上にあり、今でも古城遺跡の雄大なな空気が伝わってくる。

洛陽 牡丹ガーデン

洛陽 牡丹

市の北郊外の斧頭山にある。敷地面積は60万平方メートル。パンダの保護、繁殖と科学研究の基地である。いまは20数匹のパンダが飼育されて、一般に公開されている。

洛陽 関林堂

洛陽 関林堂劉備に忠義を尽くした三国志の英雄、関羽を祭る廟である。義を重んじて孫権軍の犠牲となった関羽は、後世にさまざまな信仰の対象となり、全国に祭られるようになったが、ここの廟が最初のものと言われている。殿内に安置されている彩りも鮮やかな関羽の像は、見る人々を圧倒する。打ち取られた関羽の首は、やがて孫権から曹操へ送られた。たたりを恐れて曹操が葬ったという関羽の首塚も残されている。

洛陽 古墓博物館

洛陽 古墓博物館 唐三彩のラクダ 市の北郊外にあり、総面積3万平方メートル、建築面積は7600平方メートル。博物館は地上と地下に分かれていて、前漢から北宋に至るまでの歴代の典型的な墓が23所あり、中でも前漢の「打鬼図」という壁画墓は特に有名。典型的な墓葬といえば、前漢中期の貴族の卜千秋壁画墓がある。壁画には卜千秋夫婦が乗った蛇、西王母の使いである三匹の鳳凰、仙翁、仙女、朱雀、白虎などが描かれている。

洛陽博物館

洛陽 博物館1958年に設立された洛陽博物館は、市のほぼ中心に位置し、現在の3階建ての建物は1974年に新築されたものである。博物館には洛陽近隣から出土した文物が約800点、年代順に展示されている。中でも唐代に王侯貴族の美術品、副葬品として作られた唐三彩のコレクションは、質・量とも群を抜いている。唐三彩とは、唐の時代に作られた、人やラクダ、犬や壷などの焼物で、緑、褐色、黄色などで鮮やかな彩色が施されていることからこの名前がつけられた。正面の入り口の唐三彩のラクダは特に有名である。

洛陽 白居易公園

白居易の墓碑 白園とも呼ばれ、洛陽市竜門東山の北にある。白居易(772-846)、字、楽天。晩年この地に住み着いた。亡くなった後、竜門東山琵琶峰の頂に埋葬されている。白園は、琵琶峰をはじめ、青谷、墓体、詩の廊下と三つからなっている。青谷には道の両側に竹が茂り、滝が流れ、ハスの池が涼白居易公園を呼び、楽天堂、聴伊亭、松風亭などあずまやが続き、唐の時代の町に来ているような気さえする。楽天堂には白居易の塑像が安置されている。墓体区は陵墓のエリア。24トンも重い石で造られた臥碑、烏頭門、鳥居などがある。詩の廊下区には、詩の石碑と壁画が立ち並んで展示されている。1961年、白園は竜門石窟とともに国務院から全国の重要文化保護財に指定された。