太和殿
普通は「金鑾殿」という。明代の永楽18年(1420)に創建された。創建当時は奉天殿と名付けられ、嘉靖年間に皇極殿、さらに清代の順治年間に太和殿と変更された。今の建物は殆ど清の康熙34年(1695)に再建されたものである。宮殿の高さは35.05メートル、面積は2,377平方メートルで、[重檐廡殿式]という宮廷建築様式で建てられてた。72本の巨大の柱が建物を支え、その中の6本は雲龍文様を漆で盛り上げて金箔で覆った金柱である。太和殿は故宮の中で一番大きな宮殿である。
この宮殿は皇帝の即位、結婚から皇后の冊立、皇帝の誕生日、科挙の成績発表、大将の出征、毎年の春節や冬至節などまで、重大な行事が行なわれた場所である。行事の日には太和殿から天安門まで儀仗が並べられ、太和殿の外に中和韶楽、太和門内に丹陛大楽の楽器が設置される。一品から九品までの文武百官が官位別に御道の両側に立ち並ビ。皇帝が太和殿に着と、午門にある鐘と太鼓が一斉に打ち鳴らされ、楽隊が相次いで演奏し、香の煙が宮殿内外に漂い、厳かな雰囲気の中で封建帝王の高貴さ、威厳が示された。
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